「アマデウスが見たくなる」尚衣院 サンイウォン こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
アマデウスが見たくなる
歴史上の天才的デザイナーの物語。
構図はアマデウスの映画にもあった先の実力者と新興勢力とのぶつかり合いで、純粋な天才のほうが自滅してしまった的な流れ。
とはいえそこに作為的なものがあって、老害と化した実力者の悲しさも顕れる。
どのジャンルでもこういったことはありそうで、
実力があればすべてOKとはいかないのが世の中難しいところ。
互いに協力して作っていた時の、充実して楽しそうな時間が過ぎ去った花火で胸を締め付けられるものがある。
圧倒的な才能を前に凡人はどうしたらいいのか・・・
コメントする