「自分にとってのリアル」バードピープル Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
自分にとってのリアル
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ゲイリーは今まで自分が捕まっていた何かにふと気づいてしまい、そこから脱出する。だんだん彼の表情が軽やかなものになっていく。妻とのスカイプ?上でのやり取りに彼の捕えられていたものが垣間見える。
オドレーは「もうやってられない‼︎」と思うといつか見たスズメに変身し、現実から飛び立つ。優しいホテルマンがホームレスすれすれの生活をしていたり、ホテルにいる日本人の画家に出会う。彼女はやがて人間に戻る。でもどこか脱皮したような感じでエレベーターの中でゲイリーと出会う。この一瞬の出会いは魂が触れ合うように感じた。
ゲイリーが捕らわれを出てどこに向かうのかは、よくわからない。
オドレーもまた日常に戻るのだろうか?
でも彼らはバードピープルなのだ。
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