「やっぱり泣かされる…」バジュランギおじさんと、小さな迷子 ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり泣かされる…
まずはハリウッド式との文法の違いを思い知らされる…
この人はどんな人?を紹介するのにあれだけ尺を取って、さらに歌と踊りもキッチリやったらそれは長くなるわ。まぁ良いけど…
物語は予想を大きく覆すものではないけど、丁寧に丁寧に、バジュランギにもムンニーにも記者にも愛情を抱かせるだけの分量を取って。
そして、国や宗教で人々を分断することの愚かしさを、カシミールの美しい景色を分断する国境の鉄条網とダイレクトなメッセージで伝える。そら分かっててもやっぱり泣かされますわ…完敗…
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ぱんちょさんのコメント
2024年4月27日
映画が進むにつれ風景は美しく、愛情は深まってゆく。そしてやはりラストのカシミールの美しさとそれを分断する国境の醜さ、それをものともしない人々の愛。やっぱり泣く…
そして現在やはり醜い国境に封じ込められ虐殺されているガザを想わざるを得ない…
「生まれたところや皮膚や目の色で、いったいこのボクのなにが分かるというのだろぅ…」
ぱんちょさんのコメント
2024年4月27日
5年ぶりに再映とのことで、キノシネマみなとみらいにて。
この間で評判が広がったらしく、なかなかの入り。そして中盤あたりからずっと鼻すする音が…
信心深い男の話ながら、人間として本当に大事なことはなにか、歌と踊りと時にはエモーション過多に。