劇場公開日 2015年10月10日

  • 予告編を見る

「世界観以前にドラマとしての面白さがないなぁ」UFO学園の秘密 りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)

1.5世界観以前にドラマとしての面白さがないなぁ

2015年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

スティーヴン・スピルバーグ監督『未知との遭遇』を幼い時分に観た身としては、宇宙人の存在を真剣に考える映画はキライではありません。
なので、特定の宗教団体の教条を敷衍するような映画であっても、面白ければそれでよしとしますし、その教条の考えがSF的であれば、なおさら面白く観れるというもの。

以前観た『太陽の法 エル・カンターレへの道』では、ストーリー的な発展はないものの、その壮大な世界観が結構面白く観れたのですが、今回の作品はダメ。
とにかく、主人公たちがいる学園生活のドラマがオハナシにならないぐらいつまらない。

そんなのなくして、宇宙には人類以外の生命体がいて、かれらのなかでも親地球派的立場と侵略的立場のものがいるとか、全地球的に平和に暮らすにはどうしたらいいかとかをストレートにみせてくれた方が面白かったように感じました。

まぁ、映画なんですから、ドラマの面白さがなければダメなんですよ、と製作のひとたちに言いたいところです。

りゃんひさ