「パックマンだ!」トランス・ワールド 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
パックマンだ!
車のトラブルで森に迷い込んだ、出会うはずのない3人の男女。
歩いても歩いても森を出られず、気づくとはじめの小屋に戻っている。
聞こえてくる銃声、募る疑惑、この森は何かがおかしい。
ここは何処だ?お前は誰だ?自分は…
ごめんなさい。あらすじ最後はちょっとふざけました。
でも予告見る限り、自分も鑑賞前はこんな感じのイメージだったんです。
確かに初めはこんな感じ、不気味で嫌な空気が漂うスリラー。
でも後半は全く違った。
とにかくこれは前情報無しで見て欲しい。
ある意味予告見て騙されるもありだけど。
この世界の物語であり、地球の物語であり、人間の物語、みんな繋がっている。
かなりB級感が溢れる地味な展開なものの、「え、そっち?そういう系?」な最後までジャンルを掴ませない揺さぶり方はめちゃくちゃ面白い。
物語的にもみんなが主人公なんだと思うけど、冒頭のパルプ・フィクション風強盗からのラストからすると、ジョディが主人公のように思えた。
意味ありげな言動やアイテムなどの伏線が、どう物語に生きてくるのか?
久しぶりによく作られたミステリーを観れて満足!
コメントする