「なんとも不思議な感覚に陥る作品」トランス・ワールド M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
なんとも不思議な感覚に陥る作品
舞台が森林の中にある寂れたキャビン(小屋)にほぼ限定されており,登場人物も基本的には3人のみ(終盤でもう1人加わるが)。この規模の小ささと,囚われた状況から脱出するという設定から,この作品はいわゆるシチュエーション・スリラーと言えるかもしれない。そこに3人の出自と関係性にまつわるスーパー・ナチュラルな要素が加味されて,ある種独特の作風を感じさせる仕上がりになっていると思う。
コメントする