「役者は4人のみ、撮影は雑木林のみ、セットはボロ小屋と防空壕。でも目...」トランス・ワールド かんりにんさんの映画レビュー(感想・評価)
役者は4人のみ、撮影は雑木林のみ、セットはボロ小屋と防空壕。でも目...
役者は4人のみ、撮影は雑木林のみ、セットはボロ小屋と防空壕。でも目が離せない。 会話劇なのに飽きさせない脚本が見事。少なめ予算(50万ドル)で短かめ時間(90分)の見本のような小品が、お蔵入りにならずに評価されたのはアマプラのおかげさま。表情でサスペンスをむちゃ醸し出すサマンサ役のキャサリン・ウォーターソン、どこかで見たことあると思っていたら、ファンタビの地味ヒロインのティナだったか、なるほど。カーチューナーのダイヤルを廻す、レトロな店でシーリングファンが廻る、置き物の飛行機を廻す、、、しょぼい風景なのに、廻って廻って二度見してしまう佳作。
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