「今井浜とデニール。」女が眠る時 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
今井浜とデニール。
主人公が作家ということで、現実と妄想が行ったり来たり入り乱れ、
ハッキリした線引きがどこにも為されないので分かり辛い人も多い
のだろうな~と思う。まぁ分かったところでそれほど大した話では
ないという感じさえする。雰囲気と映像美で紡がれたような奇異な
世界観を愉しむ映画だろうか。誰だコイツ?な男が、突然デニール
の話をするように(リリー^^;)内容はちょっと笑っちゃうようでいて
この場面にも何かの繋がりがあるの?と思わせぶりなところは巧い。
見たものと妄想したものをミックスさせながら展開させていくのは
面白いけど如何せん日本が舞台じゃ似つかわしくない。俳優陣も皆
頑張ってはいるが、作家が虜になるほどの魅力を感じないので辛い。
各々ファンであれば、観る価値がある作品といったところだろうか。
(あら今井浜だったんだ^^;というラストのロケ地で現地感アリアリ)
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