劇場公開日 2015年10月24日

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「アクションのみを楽しむ映画」忍者狩り カミムラさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0アクションのみを楽しむ映画

2019年10月15日
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千葉監督は忍者+ミステリーの組み合わせが好きなのかな?この作品もそうだし、天正伊賀の乱とか、伊賀の乱拘束とか。
裏切りと嘘を出しすぎて複雑にし過ぎな気がするんだよな。
この作品はわりと単純。製作費があんまり無かったんだろなって感じの出来。記憶が戻る際のあの演出、めっちゃ目が痛い。ポリゴンショックを彷彿させる。全体的にちゃちな作りをアクションでカバーしてる。ただ、同じ殺陣を4回も見せられたのはちょっときつかった。4回の殺陣は構成は同じだがそれぞれ表情や演技がカメラワークが違って多少の変化はあるが時間が長すぎる。飽きる。2回目の殺陣は絶対いらない。もう少し省略しても良かったんじゃね?
前半は同じ事の繰り返しだが、後半の2対1の殺陣は凄く見ごたえがありました。邪鬼と狐野の流れるような怒涛の攻めとそれをさばく突悪。3人ともマジでかっこよかった。三元と虎牙の殺陣は言わずもがな。島津健太郎のちゃんとした殺陣は初めて見たけど普通に上手い。
ストーリーは気にしないとしてアクションは満足な作品です。

カミムラ