オデッセイのレビュー・感想・評価
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とにかく前向き・ポジティブ思考
リドリー・スコット監督といえば『エイリアン』『ブレードランナー』が鮮烈なので、SF映画の大御所のようなイメージがあるけれど、『プロメテウス』に続いてこれが4本目のSF映画。
なんだか意外な感じ。
有人火星探索隊のひとりである植物学者のマーク・ワトニー(マット・デイモン)が、火星での大砂嵐により事故死したと船長及びクルーたちに思われ、死体回収の間もあらずに、探索隊は火星を後にしてしまう。
残ったワトニーはどのようにして生き延びるのか・・・というハナシで、『ゼロ・グラビティ』を思い出すようなストーリー。
だけれど、映画の作りとしては、あちらの方が宇宙での孤独感は強かった。
というのも、ワトニーに悲壮感がない。
とにかくポジティブ。
その前向きさが功を奏して、難局を幾度となく乗り越えていく。
孤独と思われていたけれど、創意工夫によって地球との交信も可能になる。
暗い世相のなか、このポジティブさはありがたいし、勇気づけられるけれど、あまりに出来過ぎな感じは否めない。
さすがに、今年のゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門で作品賞と男優賞を受賞しただけはある。
悪くはないけれど、『エイリアン』『ブレードランナー』の緊迫感を期待すると肩透かしを喰うかも。
前向きになれるハリウッド大作
宇宙好き必見。ゼログラビティーの息苦しさ、インターステラーのSF感とは違う宇宙モノ。
無重力表現は圧巻だし、音楽も素晴らしい。
この作品で主人公一人のためにかけた労力と費用って大変な規模だし各種演ご都合主義な演出もあるけど、見終わったあと笑顔でいられる作品はとっても大事だと思う。
悪態つきながら、芋を作るシーンは新鮮で単純にワクワクしました。映画館で3D鑑賞がオススメ。インターステラーのMデイモンは忘れてくだい。いい芝居者でした。
初見ではわからないところも多い
火星での日の単位をソルと呼んだり、火星から脱出するための行動も、 何のためにあれはしたんだろうと 分からないことも多かったので DVDが出たら確認しようと思います。
音楽について 評価が高いですが よほど80年代ロックに詳しい人でない限り 話の内容とのリンクに気付ける方は多くないと思います。訳詞が欲しいと思いました。
やればできる
ひとりぼっちで何年間も生き抜く。
スーパーポジティブで地球での人生に行き詰まりを感じる人々に夢と希望を与える感動作です。
製作決定から待ち望んだ甲斐がありました✨
それにしても、リドリー・スコットの最近の監督作
プロメテウス、エクソダスなどは評価が、、、泣
って感じでしたが今回は名誉挽回できましたね。
非現実的だから
たった一人を助けるために多くの犠牲を払っているが、現実の事態では切り捨てられるのだろうと思う。
中国が援助してくれたのは、最近のハリウッド映画にありがちな中国市場を意識した安直な演出だろう。
とり残された宇宙飛行士
アメリカの映画館で視聴
火星での探索作業中に嵐?のようなものがおき、探索チームは至急避難するのだが、、
その途中、飛んできた機材にチームの1人がぶつかってしまい、死んだとみなされ、他のメンバーは彼を置いて旅立ってしまう。(自身も下見なしだったので完全に死んだと思った..)
だが、実は彼は生きていた、つまり火星に取り残されてしまったのだ
それから火星に巧みに生き延びようとする主人公(マットデイモン)と、1日でも早く彼の救出を試みる、NASAの人々の様子が描かれている
マッドデイモンがどのような方法で、1人火星で生き延びていくのか?また所々に、場の緊張感を揺るがすマッドデイモンのジョークにも注目してほしい。
ゼログラビティをコメディにした感じ
てっきりゼログラビティのような「宇宙に独り残された絶望」を描いた物だと思ってましたが、実際は絶望感や危機感は0で、陽気な洋楽と共にコメディ調に物語が進んでいきました。
ただ、時代も現代でリアリティを追及している映画なのに、「そりゃ無いだろ」というようなむちゃくちゃな演出がかなり多いです。
そのせいで一気に現実味が無くなってしまったのが残念です。
1年以上じゃがいもだけで生活している主人公も、どのように生活しているか等が描かれていないため「火星で独り」というシチュエーションに興味が薄れてしまいました。
宇宙はすべてから見放される
非常に前向きな話。
そしてエンディングもハッピーな終わり方だったので、見やすい映画だった。
最後にマークが助け出されるところでは、
やはりベタなのだけれど泣いてしまうなぁ
火星にいる間の苦しみというよりも
希望などに重点が置かれているように感じた
名作SFへのリスペクトが見え隠れする堅実でポジティブなサバイバル
火星での有人探査クルーが猛烈な嵐に襲われ隊長はクルー全員の脱出を決断するが、嵐に吹き飛ばされたアンテナが腹部に突き刺さった植物学者ワトニーを見失ってしまう。隊長はギリギリまでワトニーの救出を試みるが生存は絶望的と判断し探査船で火星を脱出、幸い傷が浅く生存していたワトニーは約1ヶ月分しか食料がない状況下、次の探査船が火星に到着するまでの4年間生き延びる決意をする。
圧倒的に絶望的なサバイバル劇を想像していたのですが、『アポロ13』に似たトーンで意外にも全編ポジティブな冒険譚。その明るさは、全編70’sポップスで統一された各ナンバーの歌詞をワトニー達の境遇や心境にいちいち呼応させるという実に気の利いたサントラ選曲により更に輝きを増しています。SF設定にも地に足がついたリアリティが徹底されており、『2001年宇宙の旅』へのリスペクトも見え隠れしているのがこの邦題の由来かも。ボウイの楽曲を使う映画にはハズレがないということも確信できる傑作。
割と明るい♪
火星に置き去りひとりぼっち、あれっ?またマット・デイモンか!、と「インターステラー」を思い出し。
宇宙にひとりぼっちでも、こちらは火星と地上と先に帰った宇宙船の3点でドラマが展開され、あまり孤独感はない。「ゼロ・グラヴィティ」のような緊迫シリアス路線ではなく、ユーモアもタップリ、希望と挑戦に溢れた感じ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のようなミスマッチな音楽選曲も良く、いつものリドリーSFとはずいぶん違う雰囲気。エンディングテーマは、まあその曲ですよね〜!
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