「「生きる」を学ぶ」オデッセイ くまのさんの映画レビュー(感想・評価)
「生きる」を学ぶ
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和気あいあいとした雰囲気から一変、事故によって火星で仲間に置き去りにされる、仲間を置き去りにしてしまう…というシーンから始まります。胸が締め付けられました。。。
そこからは、独りぼっちでどうやって生き抜くかという姿を丁寧に、丁寧に描写されてます。気圧が人に適していないことや、呼吸ができない火星では生身では死と隣り合わせだという事はわかりますが、事あるごとに死というワードが出てくるので緊張感がハンパないです。その中、主人公マークは「自分は幸い植物学者だ」と栽培をはじめます。酸素をつくって、水をつくって…と。いやあ、興奮しましたね。
人はなぜ生きるのか?なぜ生まれてくるのか?…そう疑問に思う日もあるけれど、この作品をみると、学んで行動して、失敗をして悲しみ、工夫をして挑戦をして、成功して悦び、そしてまたひとつ学ぶ……そうやって自己の成長や周りとの関わり合い、生きることをしていくんだなと改めて感じました。諦めない真摯でユーモアのあるマークに魅せられました。仲間も素敵ですね…!すごくよかったです!!
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