ネットストーカーのレビュー・感想・評価
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古き良き時代の象徴よ、GPSがつく前のね
映画「ネットストーカー」
(カーティス・クロフォード監督)から。
冒頭「アメリカでのストーカー被害は、年間で340万件。
そのうち、4件に1件が暴力事件に発展している。
これは事実に基づいた物語である」で始まるが、
鑑賞後も、本当にこんなにすごい世界なのか、と感じ、
まだ半分は、信じられない私がいる。
ストーカーに襲われ、父母を殺され、人間不信の主人公。
ストーカー被害に遭ったことを隠し、生活をしている。
その徹底ぶりは、なるほど・・とメモをした。
「すごい、ダイヤル式だ。まだ使える?」「アナログが好きなの」
彼女の部屋にあった電話をみて驚いたセリフ。
デジタルは、居場所が探知される危険性を含んでいるから。
その主人公が、力強く答える。
「孤独と怠惰は、テクノロジーのせいよ。
ネットで繋がるくらいなら、一人がいい」と。
さらに「携帯電話」を見つけて珍しがっている友に、
「古き良き時代の象徴よ、GPSがつく前のね」と嘲笑う。
GPS機能付きの携帯・スマホでは、いつでも居場所が特定される。
その怖さを彼女は知っているからこそ、の発言だろう。
実は、私も「アナログが好き」。ストーカー被害者ではないけど。
安っぽい。
両親が目の前でストーカーに殺されるという事件が起こり
人と関わるのが苦手な主人公エイデン(ミーシャ・バートン)。
それから長い月日が流れ、エイデンは画家としてひっそりと暮らしていた。
しかしまたしてもストーカーの影が見え始め、両親が殺害された事件を
当時担当していた刑事ペイジに相談をしたが
周りでいろ色々なことが起こり始め・・・。
まー犯人は、すぐわかります。
主人公の周りの人間が 主人公に余りに入れ込み過ぎている状況を作って撹乱させるつもりなんだろうけど
あんま意味なかったかも?
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