星ガ丘ワンダーランドのレビュー・感想・評価
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時にはこういうのも見たい
少し内容は重い
だけど映像がきれいなので結構話の重さは緩和されている
ゆっくり進むので最初は眠くなって面白いか心配になったが、後々ラストにかけて繋がってきて以外と面白かったし、感動した
すこしテレビっぽい邦画を見飽きた人におすすめ
映像美に高評価。
まず脇役も含め俳優陣がとても豪華。
映画はとても素敵でした。
光を使ったシーンが多く、映画全体の映像美には引き込まれます。
そして脇役ですが菅田将暉!彼の存在感は本当に素晴らしかったです。迫真の演技。
ミステリーという要素はあまり感じなかったのですが、鑑賞後になんとも言えない余韻が残るそんな作品です。
夫婦と家族の普遍的な葛藤をうまく描いている
夫婦は他人同士、一時の愛情の高ぶりで結びつき、長い間に関係は変化していく。大人の事情で破綻していく場合もある。一方で親の子供への愛情と子供の親(夫婦)に対する期待は概して疑いもなく強いものだ。このギャップが関わる人々の想いを複雑にし時を経て葛藤の中に埋もれさせる。映画は、ややもすれば自分にも起こりうるかもしれない家族の問題をうまく描いていたと思う。私も楽かったはずの家族の思い出の場所が、なんとなく物悲しい記憶に紛れる様な感覚を覚えることがあるからだ。細かい話は映画評論家にでも任せておいて、本作品はとても共感できる映画でした。
余談ですが、夫婦離婚の危機を経験されている中高年の方々には特に共感される内容だと感じます。ちなみに、『ミステリー』を期待させるプロモーションはどうかと思います。
ぼんや〜り
良く言うと癒し系。悪く言うとぼんやりした映画。
ドラマや映画でよく泣く自分だけど、久々に泣けない映画だった。伝わらない。
映像も音楽も主役も良かった。みんな悪くないむしろ良い、ただ脚本が悪いんだと思う。
木村佳乃の歌は素敵でした。とてもとても優しい歌。
唯一ウルってきたのは舞台挨拶での市原隼人のコメント。彼はピュアで熱くて不器用な人だ。
彼のような部分が映画に欲しかった。
監督の人柄/雰囲気そのまんまな映画。
想いが伝わらない
田舎の小さな町を舞台に死んだ母親に血縁がある兄弟と血縁がない姉弟達が絡み合いながら思いをみせる作品。
感情の背景にあるものを深くみせる場面が乏しい為、それぞれがキレたり、やさぐれたりする場面が唐突に感じるし全体的に上滑りしている印象を受ける。
また、母親の死に方にミステリー感を織り込んでいるが、あまりストーリーに深く影響を与える訳ではなく、勿体つけたみせ方は少し余計に感じた。
全般的に常にゆったりした空気感で話が展開し大きな盛り上がりもないので眠くなるかも。
クリエイター気質が空回り
CMクリエイターとして、映画業界に対して
斬新なことを、美しく…という意気込みは感じた。
豪華キャストも与えられた場面と台本に対して
最高のパフォーマンスをした。
しかし、何かが欠落している…
だから、心に響かない、誰にもシンクロしない。
それは何だ?!
簡単に言うと、
それぞれの“理由”が、理解できない。
想いの発動が感じられない。
ということだと思う。
あとは、ミステリー的な展開が
かなり中途半端だったことかな。
これじゃ菅田くんの迫真の演技も
見方によっちゃ空回りになっちゃいますゎ。
以上、残念賞でした。
作り手が、ひとつひとつを丁寧に仕上げようと心を込めているのが伝わる映画。
映像がとてもきれいで、幻想的な時間が目の前で流れている、そんな感じ。
正直、無理な設定(同じ街もしくは近所に住んでて、母とその家族の存在を知らないわけがないとか、ワンダーランドのある山の向こうとこっちで対照的な都会と田園とか)はあるが、これが大人のために描いた「絵本」だと思って、その世界に身を委ねれば、すごく優しい気持ちにさせてくれる。
現実っぽい設定にファンタジー色をつけて、ミステリーを隠し味。後味は、ほろにが。
舞台挨拶での監督の人柄にふれて、ああ、こういう人が「人を傷つけない映画」を作ってくれるのかと、ちょっと微笑ましかった。
内容をもっと深く抉っても良かった気がした。
中村倫也さん記念すべき主演作品?過去にテレビドラマ「ハリ系」で主役だった気がする。映画ではこれが初めてか?以前は、イジメ役・不良役色んな役を演じてきた彼。テレビドラマ『高校入試』(脚本:湊 かなえ)では、メッチャ太っとんてんじゃん。
今回、もっと色んな中村さんが見られると思ったが。髪型がスッキリしただけ。内容も少し浅い。もっと深く内容を抉っても良かった気がした。映画の題名から推測され観覧車、「赤い観覧車」は綺麗でした。キャスティングが豪華すぎ。不要な場面もちらほら。
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