劇場公開日 2017年8月11日

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「そういうことだったのか!」スパイダーマン ホームカミング REXさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5そういうことだったのか!

2018年5月13日
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興奮

楽しい

グウェンやMJが出てこないスパイダーマンなんて!と思ってたら、まさかの!
MJの本名なんて知らないもんだから、まんまと騙されました。
原作読んでる人はわかっていたのかな?

冒頭では、シビル・ウォーで突然出てきたスパイダーマンの登場経緯がわかる仕掛けになっている。

サム・ライミ版、アメイジング版と立て続けに映画化したせいか、なぜピーターがスパイダーマンになったのかなどは大胆に端折ってます。

ただ、今回も正体を隠しながら学校生活を送っているということがピーターにいろいろな弊害をもたらす、というところは健在。
恋愛がうまくいかなかったり、クラスメイトから馬鹿にされたり。
イマイチ冴えない立ち位置なのもピーターらしい。

また、地に足が着いているヒーロー、とアイアンマンも揶揄していたように、スパイダーマンの敵が人間くさくていい。学校という小さな自分の居場所を必死で守りつつ、アベンジャーズに認められくて必死な若者の健気さが好感度大。

個人的には暗すぎず端正すぎない今回のピーターが一番しっくりきた。

バットマンを演じたこともあるマイケル・キートンが敵役なのが、にくいキャスティング。アイアンマンの傍若無人な金持ち思想が、またしても事件の発端なのがこのシリーズらしい。

キャプテン・アメリカが教則ビデオに使われ続けているのも、契約社会のアメリカっぽいですね。きっと、何年契約で使用する、みたいなことをどこかと取り付けたのでしょう。シールドか?

あと、アベンジャーズには絶対出演しないグゥイネスがチョイと出て来て最後に華やかさを添える。

親友のネッドが、力士の御嶽海の若いときにちょっと似てるなぁと思って個人的にツボでした。

REX