「今更ながらキートン良いねぇ」スパイダーマン ホームカミング あだじぇっとさんの映画レビュー(感想・評価)
今更ながらキートン良いねぇ
ウェストエンドでビリー・エリオットを踊ってたトム・ホランド、彼がとっても可愛い!ときいて "一応"観にいく。
ダウニーJr. が アベンジャーズの元締め会社?の社長だかで、現役高校生のホランドくんはそこでスパイダーマンの研修中というヘンテコリンな設定。
MARVEL ってそんなことになってたんか(笑)
で、そのダウニーJr.のスターク社に仕事を横取りされてしまった、廃棄物処理業を営む男が、宇宙ゴミを使って武器の製造販売をはじめちゃう。
その男が、マイケル・キートン。
キートンといえば、初代ブルース・ウェインが出世作ともいえよう、バットマンとは切っても切り離せない存在だけど、あのとき38歳だったんだね。
それから早や26年!
個性的でどこか軽妙・あるいは善良、でも悪役という役柄を楽しんでいる感あり。 バットマンデビュゥのときのジョーカー役の名優ニコルソンを彷彿とさせる。
キートンが叩き上げなら、ダウニーJr. は業界人家庭で子役育ち、薬問題で消えたかと思われてたのがアイアン・マンで奇跡の復活。
彼が演じる、スノッブで、どこかチャラくて適当なスタークは、キートンのヴァルチャーとは好対照。
この2人の大人男性に支えられてホランド君がのびのびと高校生を演じる。
すごい運動神経も見事だが、もっと楽しいのが、マイケル・J・フォックスの再来のような高校生っぷりww
米国でもああいう声が高くて 早口でしゃべりまくる ふわっふわした男子って、そこそこウケるんでしょうか?
まぁ、子供です。
愛される子供。
その子が、強烈な自意識をコントロールすることを覚えつつ、信念を貫き成長していくっていう、絵に描いたようなマンガな話ですがw
ウェストエンドからハリウッドの人気者になったホランド君が、今後どうなっていくのか?ロールモデルとなりうる、ふたりの俳優さんの来し方を思い出しつつ楽しめました。
ホランドくんのおばさん役にメリサ・トメイ。久しぶりに見たよ〜〜 おばさんだけどやっぱり可愛い♪
ダウニーJr. の恋人役は一瞬K・ダンストか?と思ったけど、よくみるとG・パルトロウだった。彼女もお久しぶり♪