「アイアンマンシリーズのような軽さが良い。」スパイダーマン ホームカミング 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)
アイアンマンシリーズのような軽さが良い。
ここ数回の劇場鑑賞作がハズレ続きだった事もあり、期待の今作を公開初日に我慢出来ずに鑑賞。
サム・ライミ版やアメージング版にあったシリアスさは影を潜め、実に軽く明るい作品であった。
アベンジャーズやシビルウォーを巧みに絡ませながら、スパイディの存在を不自然としない実に上手い構成。
15歳の思春期設定(少し無理あったが)故に未熟故のドタバタ感は楽しめた。シリーズ化故に、今後成長し巧みな戦い方になっていくのが楽しみ。
ラストはハイテクスーツからお手製スーツに戻って戦うあたりも、従来シリーズとは真逆で面白い。
アイアンマンは相変わらず憎たらしく良かったが、驚きはアノ男も学校教材VTR?で出ていた事。アベンジャーズ1作目のダサめスーツ姿なのにも、ニャッとしてしまった。
スパイディシリーズお馴染みのヒロインの一人が最後の最後に(ていうか、あんたか?という驚き)。これにもニャッとしてしまった。
アメージング版が結果失敗に終わり、3作目が中止になった事で、失敗出来ない今シリーズ。その気合いを感じた一作目であった。少し詰め込み過ぎな感はあるが。故に私的には、スパイディの最高傑作としていたサム・ライミ版の2作目には少し及ばなかった感あり。
十分合格点をあげられる作品ではあるが。
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