「一般人スティーブの功績」ワンダーウーマン asa89さんの映画レビュー(感想・評価)
一般人スティーブの功績
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この映画はスティーブというキャラクターがあまりにも重要すぎる。
DCはバットマンを始め一般人よりのハードボイルドなヒーロがー多く、そのくせ能力はザ・パワーみたいなのが多いので陳腐化しやすく、マーベルと違ってあまりキャッチーではないのが難点だった。個人的にはWatachMenを始めバットマンは好きなのだが、スーパーマンといったこのワンパンマンよりのキャラクターが苦手だった。理由は超越的なヒーローのパワーの押し合いにしかならずドラマが生まれない。共感が生まれないところにある。しかし本作はあまりにも重要なスティーブという一般ピープルが、ヒーローとなる。
あのシーンがなかったらもう無理かもしれんと思うくらいの重要さだった。アレスがいないという展開、人間はこういうものなんだという展開からのスティーブのかっこよさは超人的なヒーローよりも多くの人の胸を打ったことだろう。
敵の毒ガス博士のマスクも良かった。
個人的には、ワンダーウーマンのかっこいい服装を見ているのが好きだったが、本番のあのコスチュームはもっと現代風にしてもいいのではと思った。その他、バトルシーンも少しもさいなとも思ったが、概ね満足はした。スティーブがいなかったら3点くらい。
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