「この映画が提示する「新感覚女ヒーロー」は好きになれない」ワンダーウーマン GreenTさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画が提示する「新感覚女ヒーロー」は好きになれない
女スーパーヒーローを、あの『モンスター』を監督・脚本した女監督が撮るということで、期待して観たが、パティ・ジェンキンスとガル・ガドットが提示してくれた「新しい女ヒーロー像」は好きになれなかった。監督は、「どんな女性でもヒーローになれる」をテーマに、いままでの「経験豊富で思慮深い成熟した女」ではなく、「若くて世間知らずで純真な理想主義者」を主人公の女戦士にしたということだったが、私はロビン・ライト演じるアンティオペに肩入れしてダイアナを疎ましく思ったので、自分はすでに旧世代の人間なのだなと思った。
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