「『アウシュヴィッツで犯した罪に対して、どんな罰を与えて良いのか、分...」顔のないヒトラーたち マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『アウシュヴィッツで犯した罪に対して、どんな罰を与えて良いのか、分...
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『アウシュヴィッツで犯した罪に対して、どんな罰を与えて良いのか、分からない。』と言う検事である主人公に対して、
『罰ではなく、被害者とその記憶に目を向けろ』と答える。
さて、この映画は、裁判が始まって
ナチスの排除に繋がった、結論付けているが、だいたいはそうであっても、完全ではないと思う。なぜなら、今でも、ナチス的行為は存在している。
だから、この映画の結論は甘いし、その経緯に虚偽もたくさんあると思う。
しかし、
日本ではどうなのだろう。
東京大空襲や原爆を作戦した、アメリカ人のカーティ・ルメイに、佐藤栄作が首相の時、日本国は彼に勲章を授けている。
事の真相は兎も角、そういった歴史的事実すら、知らされる事がないのが、日本の歴史教育なのではないか、と僕は感じる。
大学入試に日本史を選ぶと、近現代史か出題される頻度が一番少ない。
『鎌倉幕府が何年に成立したか?』が『廃仏毀釈の理由』よりも大事な事の様だ。
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