ボクは坊さん。のレビュー・感想・評価
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書店員の伊藤淳史は祖父の死によって、 お寺を継ぐことにした。 ある日、伊藤淳史の幼馴染の山本美月に大きな事件が起こる。 そのときに伊藤淳史がとった行動とは?
動画配信で映画「ボクは坊さん。」を見た。
劇場公開日 2015年10月24日
2015年製作/99分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
伊藤淳史32才
山本美月24才
書店員の伊藤淳史は祖父の死によって、
お寺を継ぐことにした。
ある日、伊藤淳史の幼馴染の山本美月に大きな事件が起こる。
そのときに伊藤淳史がとった行動とは?
ラストシーンに少し希望がある。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
お坊さんとは
※原作未読
エッセイが原作と知って、なるほどな、と思った。
初めて知る世界に「へぇ!」と思うこと沢山あって、そういう意味では見てて面白いのだけれど、映画というエンターテインメントとしての面白さとは違う。トピック一つ一つが割と淡々と語られる感じや、補助になる描写や台詞が不足していることによる消化不良感は否めない。カズヤはどうなった???
映画製作にあたり虚構や脚色を加えているらしいけど、それならもう少し大胆にやっても良かったんじゃないかな〜???
ありがたい
とてもありがたいお話を頂きました。
伊藤淳史さんが徐々にお坊さんに見えてきました✨
お寺の事色々知れて良かったです。
四国のお遍路めぐり、いつか行きたい✨
行けます様に。
今を大切に生きていきます(*^^*)
坊さんあるあるがあちこちに散りばめられていている。 たぶん、他の人...
坊さんあるあるがあちこちに散りばめられていている。
たぶん、他の人とは見方が違うかも。
淡々とお坊さんの日常が続くのは、ある意味新鮮なのかもしれない。
当たり前だけど、やっぱりお坊さんも人間なんだなぁ
内容そのものはやや薄味だった印象で、正直予想したほど心動かされた訳ではなかったですが、まあお坊さんの生態や、住職の仕事ハウツー的な部分での面白みは十分感じれた作品でしたかね。
そしてお坊さんも普通の人間、日々成長してお坊さんになっていくんだなと、そんなことも何気に実感させられた作品でした。
日本にはこれだけ多くの寺がありますから、それは全員が全員完璧な人間が揃っている訳ではないのも当然のことでしょう、どうしてもお坊さんは別の世界の人間と言う意識が強くて、今まで全く親しみは湧かない存在でしたが、この映画を見ていたら何だか少し親しみが湧いてきたような、そんな気分にさせられた作品でしたよ。
まあ当たり前のことではあるのですが、結局お坊さんって普通に「職業」の一つなんですよね。
私は初めて知りましたが、それ専門の大学があって、そこで学んだ経験を活かしお坊さんになる者もいれば、ならないで普通の会社員になる人もいる、ホント我々一般人と何ら変わらない一人の人間なんだなと、しみじみ・・・。
日々悩みながら、様々な人と関わることによって成長していく姿は、共感できる部分も多くて、その部分では十分面白みを感じれる作品でしたし、近代的なお坊さん専用グッズで生活しているところなんかは意外性があってなかなか面白かったです。
ただ、基本実話ベースなのでしょうが、幼馴染絡みのドラマ部分が、オリジナルなのか本当の話なのか脚色したのか詳しことはよく知りませんが、どうにも安っぽいと言うかいかにも感が強くて、ちょっと冷めた部分があったかな。
山本美月が演じた幼馴染の話があって更に住職が成長したことを考えれば、必要なエピソードではあったのでしょうが、溝端淳平もそうですが幼馴染同士の強固な絆みたいなものは全く感じとれず、作品でそこだけ浮いていた感は否めなかったですね。
むしろ濱田岳等の学生時代の仲間の方が、より繋がりを感じれたかも。
とは言え、単純に山本美月は可愛かったので、もし登場しなかったら地味過ぎて画的に厳しかったのもまた事実ではあるのですが。
一方、ややぎこちないドラマ部分をしっかり締めてくれたのは檀家の長老を演じたイッセー尾形だったでしょうか、さすがの存在感でした、こんな一見厳しくも陰では温かく見守ってくれるような存在が、地域には絶対必要だったりしますよね。
勿論、主役の伊藤淳史も日々成長する新米住職役にピタリ嵌っていた印象で、おかげで物凄くお坊さんと言う存在に親近感が湧きました。
話的にはやや中途半端だった印象は否めずも、程好く笑えて程好く心も温まって、まずまずは楽しめた映画でしたかね。
24歳で
24歳で住職て大変だろうなあ…
本当に実は休みが全くないお仕事かもしれませんね。
人生の節目節目に、人生の苦難に仏教は何を示すことができるのか。
答えは出せないことがほとんどだと思います。仏教的に答えはあったとしても、その答えで、感情が納得できなければ意味がないから、答えを言えないことがほとんどかもしれない。
本当の救いは、コミュニティであり、周囲の人の励ましであり、生きてる人同士、あの世に旅立った人との目には見えない繋がりなのだと思います。
エンタメ要素にもリアリティが欲しかった。
お坊さんの日常なんて
考えたこともなかったけど、
僕たちと同じ普通の男の子なんだね。
という映画でした。
四国八十八ヶ所霊場、
由緒ある栄福寺の住職が亡くなり、
突然あとを継ぎことになった若者。
そこで描かれる苦労や葛藤が、
面白いし興味深いんです。
上司のような長老檀家との関係に気を使い、
酒を飲んでお店に迷惑もかければ、
坊さん同士の野球大会もある。
等身大のお坊さん像に、
わかるわかると共感しっぱなしです。
後ろ向きなポスターと、
エッセイ集がベースということで、
終始ユーモラスな映画だと思ってました。
しかし、中盤から突然シリアスに。
幼馴染の女の子の結婚〜病気で、
一気にウソくさい展開です。
ドラマティックにしないと
映画として成り立たないのかもという
監督や脚本家の計算なのかな。
かなり強引なリアリティの欠落に
全く感情移入できず、
シラけてしまいました。
病床の女優さんのバッチリメイクや
カールのまかれたヘアにもげんなりです(笑)
それまでテンポ良く見れていたのに、
ちょっともったいなかったなぁ。
エンタメにするならビリギャルのように、
リアルの範疇でシリアスを盛り込んで欲しかった。
前半のよかったエピソードが、
なんか台無しでした。
まぁそこは残念だったとしても、
主役の伊藤淳史さんは、
お坊さんにしか見えない熱演で、
お経もよくできてました(笑)
イッセー尾形さんの役作りも、
近年一番好きです。
朝の凜としたお寺や、
和の美しい風景にもため息。
随所にでてくる説教のひとつひとつも、
日本人にとって大切なお言葉でした。
ギスギスした毎日で
ココロが尖っちゃった人は、
洗われるはずですよ。
あぁ、お墓参りにいかなくては。
もっと重たいのかなと思っていたのですが。 ちょっとした笑いもありで...
もっと重たいのかなと思っていたのですが。
ちょっとした笑いもありで見やすい映画でした。
といいつつ見終わった後は、いろいろ考えさせられました。
うーむ
この映画、主人公は坊さんじゃなくても成り立つんじゃないか?と思うくらい仏教色が薄い
故に全体的に深堀できず生と死と日常で最後無理くりまとめたってところか
特に子供の下りとかめっちゃ重いはずなのに結構あっさり幸せーな感じになってて…それでは感情移入できませんわ
頭も坊さん。
原作のエッセイは拝見していないのだけれど(ネットで少々)、
突然(でもないか)坊さんになった24歳の若者の目線で成長が
描かれている。どんな世界でも、初めは右往左往して彷徨って
苦しんで少し笑ってまた泣いて…という、おそらく社会人なら
味わったはずの経験が未知なるお寺の世界で繰り広げられる。
お寺や坊さんに関する新手のグッズや笑えるあるあるネタなど
終始コミカルに話が進むのかと思いきや、中盤で生死を分かつ
大事件が起きたり、自身の進退に悩み出す主人公が描かれる。
真面目な大役にはまさにピッタリな伊藤くんなのだが、何より
素晴らしいと思ったのは、チラシでもバッチリ決まっている
頭の形。坊主頭は特殊メイクらしいのだが、おそらく頭蓋骨は
ご本人の持ち物だと思う。素晴らしい!うつぶせ寝だった?^^;
坊主の似合わない坊さんとて多かろうが、やはりここは一つ、
魅せて欲しい箇所。若い頃からお寺や坊さんと関わってきた
自分(法事が多くて)には、こんな風に人の話を聞いてくれて、
温かく見守ってくれる受け身の坊さんなら有り難いと思うよ。
(しかし幼馴染とのエピソードは重い。非常に考えさせられる)
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