躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像
劇場公開日 2015年6月27日
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最初のほうで津村さんがお芝居を作り上げていくのは、旅だと仰っていた。だから旅なのかなとおもっていたが、リアルな旅もあった。佐渡の薪能、自転車で日本一周している若者と偶々会って、能に誘う、打ち上げにも。はじめて能を観た若者が、面を着けた津村さんがいる所だけ空気が違うと話す。そういう一期一会の出会いはまさに旅だ。バリでの創作など、心躍る旅があった。ぜひ、機会があれば舞台を拝見したいと思いました。
虚をつかれたのは、バレエとの創作舞踊の振りうつしの場面。若い踊り手たちに比して、津村さんがあまりになまめかしくてどきどき。生々しさが削ぎ落ちた不穏な色香。練習が進むと影を潜め、凛とした美しさに満ちる。
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予告編