「日本酒を世界に。」カンパイ!世界が恋する日本酒 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
日本酒を世界に。
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最初は外国人監督が撮ったドキュメンタリーだと思った。
そのくらい映像も内容もお洒落なリズム感に満ちている。
ライターで有名な小西末来氏が監督と聞いてなるほど~
と納得がいった。これまでの和食万歳的な映画とは違う。
英国人の杜氏。米国人のジャーナリスト。日本人の蔵元。
それぞれがこよなく日本酒を愛し育み伝統を受け継いで
いこうという努力が伺えて楽しみながら勉強できる内容。
外国人?という不安は冒頭のハーパーさんやゴントナー
さんの膨大な知識や解説ですぐに消える。へぇ~と思う
のも束の間、今度は南部美人の蔵元・久慈さんの喋りだ。
この久慈さんて人もまた凄い。喋りだけで映画が一本は
撮れそうな勢いで攻めてくる。世界中に南部美人を広め
ようという彼の行動力は日本人とは思えないほど積極的。
いわゆる伝統の日本酒ではあるんだけれど、これからは
世界に輸出してその美味しさを広めていこうじゃないか!
の心意気が三人一体化しているのだ(絡みはないけども)。
今作で紹介された日本酒をぜひ飲んでみたいと思うはず。
(カンパイ!と歓声をあげて美味しさをチビチビ飲みたい)
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