orange オレンジのレビュー・感想・評価
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キレイすぎて学芸会みたい
原作は知りませんが現在放送中のアニメは見ています。出演者で好きな人も特に居てません。パラレルワールドとか好きだし話題の人気漫画なので、どういった話か気になり鑑賞しました。
正直、面白くなかったです。
どうしてここまで人気で騒がれている漫画なんだろうと疑問に思うレベルでした。まぁ原作はまた違うのかもしれませんが、わざわざ原作に手を出そうとも思わないという、、。
なんでしょう。全体的に学芸会っぽいというか。
話がキレイすぎなんですかね。
あと土屋太鳳ちゃん、なんであんな声にしたのでしょう?人気漫画だから声優っぽい演技を意識してるのかな?って思いましたが、それが余計にわざとらしいというか。彼女の他作品を知っているだけに勿体ないなーと思いました。
アニメも最初は引き込まれて楽しみにしていましたが、6話を見たあたりからダレてきました。
うーん。最近の若者はここまで病んでるの?心配になりますね。
映画を見終わったあと、こんなにも、切なくて、けど、胸いっぱい心が暖...
切ないけど温かい作品
二人の秘密がみんなの秘密に
あの手紙が来た時点で未来は変わるのは間違いないから、変化の起こるのを見ているしかない。
それにしても、友達みんないい奴すぎんだろ。
あんなに露骨に関わられたら、苦しくなっちゃうだろう。
でも演出過剰のラブコメよりは自然に見られる。
多少、「あれ?」と辻褄の合わないシーンもあるから途中不安になるけれど(笑)
のんびり観て、第3者目線でドラマを楽しめたら良いと思います。
なんのかんのと言いたい事はあるけど、大切に想ってる友達が死ぬかも?と思って、「死ぬ奴は死ぬ」と放っておける人は居ないからラストでは感動させられてしまう(笑)
ただし、原作ありきだから、比較してしまうが、漫画のコマでの演出を実写映画にするとこうなってしまうのは仕方ない。
10年後の自分たちへ 10年前の自分たちより
相次ぐ少女漫画実写化の中でも、本作は興収30億円超えの近年最大のヒット。
見てらんないものもあれば「俺物語!!」のように愛着沸くものも。
本作は後者であった。
10年後の自分から手紙を受け取った菜穂。それには、恋心を抱くようになる転校生の翔が1年後に死ぬ事、それを救えず後悔している事が書き記されていた。手紙の助言に従い、翔を救おうとするが…。
あらすじから分かる通り、本作にはタイムパラドックスのファンタスティックな要素が含まれている。
青春×タイムパラドックスは好編が生まれる事が多い。アニメ版「時かけ」は名作。
本作も例に漏れず。
少女漫画実写化として見ても、思いの外悪くなかった。
好感持てたのは、主役二人だけのベッタベタなラブストーリーになってない点。
勿論少しずつ距離を縮めていく二人の恋模様も描かれているが、見終わって感じたのは、主役二人を含む男子3人女子3人の友情と青春ストーリー。
運動会のリレーやクライマックスの運命のシーンなど、なかなかホロリとさせられた。
やはりこういう作品は、等身大の青春ストーリーをキラキラ瑞々しくホロリと切なく後味良く爽やかに描いてこそ。
今年になってから連作されているドSのイケメン王子のアホ設定は何なの、あれ。
好感持った点もあれば難点も。
この手の作品を見る時はいつも、主演の女の子が目の保養となり、相手役にケッ!となるが、本作は違った。
ある陰と苦しみを抱える山崎賢人の演技が意外と良かった。(今公開しているドS王子は予告見るだけでも辟易するが)
土屋太鳳は無論可愛い。が、拙い演技といい子ちゃんぶってるような上ずった声が…。
親友たちは適材適所。
また、翔に猛アプローチする真野恵里菜先輩がイヤミなくらい圧倒的に可愛い。出番はちょっとなのに、困った事に。
中盤明らかになる翔の死の真相。
その悩み、苦しみ、悲しみは一人では抱えきれないほど重い。
一人で抱える事ないのだ。
だって傍には、こんなに心配し、思ってくれる親友たちが居るのだから。
タイムパラドックスとはややこしいもので、過去を変えたからと言って手紙を送った未来が変わる事はない。
つまり、その未来では、翔は死んだまま。
が、ここがまたタイムパラドックスの不思議。そこが分岐点となり、幾つものパラレルワールドが生じる。
その中には、親友たちの思いが届き、翔が死を留まった過去があり、新しい未来へ続く世界も。
それを確認する術は無い。
が、それを信じる事は出来る。
10年前の自分たちへ送った願いは、10年後の自分たちへきっと届く…。
泣けます
最後のシーンが、学芸会みたい
何回も泣かされた
せつない感じがいい
人生に後悔はつきものだから、泣けてくる。
予告編のみの知識で鑑賞です。
原作漫画にはあまり忠実ではないようで、
従来ファンからは酷評のようですね(笑)
2時間超えの尺でおさめたり、
監督の意志が入るので、
なかなか難しいと思いますが。
1本の映画として、フラットな感想です。
「10年後の私」からの手紙という設定で、
「時をかける少女」のような、
ワクワクするファンタジーだと思ってました。
だから中盤から涙が溢れ出してきたのは、全くの不覚。
テーマの軸がしっかりしてます。
誰だって人生に後悔はつきもの。
そして苦い経験は、
オトナになる前の思春期に集中してる。
あの日、ひとこと言葉が出ていたら、
少しでも勇気を出して行動していたら、
違った結果になっていたかもしれない。
そんな誰もがもってる切ない想いが蘇って、
胸にジンジンと響いてきます。
男女織り混ざった友情もので、
おざなりな恋愛話じゃないのもよかった。
お互い助け合い支え合って、
仲間を救う気持ちがキラキラ輝いていました。
10年という時間を戻って
パラレルワールドが進行するギミックも、
映画ならではの醍醐味に溢れてます。
解決がいちいちリンクしなかったのも、
段取りくさくなくていい。
展開や脚本も、
この尺ではよく練られていましたね。
ちょっと意外な重めの設定も、
ストーリーに深みを与えてます。
山崎賢人くんは感情を押し殺して、
微妙な気持ちを上手に演じてましたね。
ダチの竜星涼さんは、戦隊系出身の人なんですね。
いい奴オーラ出てましたけど、高校生に見えませんね(笑)
この二人はサッカー部のエースなのに
全く日焼けしてないのが、
妙に気になりましたけど。
ヒロインの土屋太鳳さんは、
目が強くて印象的でした。
けどアニメ声で感情移入できず、少し残念。
清水くるみさんは、「桐島〜」の時同様
ナチュラルな演技が上手いですね。
存在感ありました。
漫画のキャラは分かりませんが、
おのおのに個性があって、
良いキャストだったと思います。
特筆すべきは、
松本の美しい四季の風景。
照明やカメラ回しが、すこぶる良かったですね。
CGで桜や紅葉は足してるけど、
実写にこだわったリアリティが素晴らしい。
田舎の高校生が、羨ましくなりました。
オレンジが印象的なラストも、
素敵なシーンでしたよ。
中高生は、
一度きりの青春時代に仲間の大切さを感じ、
オトナは、過ぎた日の後悔に、ほろ苦くなる。
いろんな世代にいろんな感情を抱かせる、
良作だと思います。
驚かされて泣かされた
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