映画 ハイ☆スピード! Free! Starting Daysのレビュー・感想・評価
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映画館ならでは美しい水の表現は圧巻
アニメ『Free!』とは違う制作陣ということで、発表された当初はアニメシリーズのファンとして、どんな仕上がりになるのか少し気になる点ではありました。しかしアニメシリーズに負けない、テレビで見るそれ以上の、映画館のスクリーンいっぱいに映る水!水!!水!!!とても綺麗で躍動感のある美しいプールの水に見惚れました。
また、入学式から水泳部に入部し、新チームがメドレーリレーを泳ぐまでの過程は観る前に分かっていても実際観ると、とても新鮮な気持ちでわくわくハラハラしながら楽しめました。
景色や背景もとても素敵で、中学校の教室やプール、主人公たちの自宅、海辺、通学路、スイミングスクール、中にはアニメで少し出てきた所もありましたが、中学生の彼らが生活する環境は全てが新鮮でした。が、『Free!』の世界と同じなんだな〜と感じさせるように描かれていてとてもすんなり受け入れれるようになっていました。
映画館で観る上で一番気になっていたのは音でした。水の音がどう聞こえるのか楽しみでした。ここもとても素晴らしいのひとことです。プールに入水する音、水面に手を叩きつける音、息継ぎ、水中の音までどれも素晴らしく映像に合っていました。
声優さんの演技も圧巻でした。
アニメシリーズと同じ男性声優さんが演じていらっしゃいましたが、高校生の時とは違う幼さが残る中学生の演技はとても自然であどけない姿の絵とピッタリで違和感なく耳に入ってきました。
また、小学生キャラクターは女性声優さんが演じていらっしゃいましたが高校生の彼らの前身ということがよく分かるような、違和感を感じさせないキャラクター其々の喋り方や動きがとても素晴らしかったです。
男子キャラクターばかりのアニメ映画ですが、映画館には若い男性の姿もありました。ハイティーンから20代の女性が圧倒的に多かったです。
繊細な心理描写が魅力的^^
Free!は男子高校生たちの繊細な心理描写がとても魅力的なお話でしたが、ハイ☆スピードは中学生の不安定で頼りなげな、それでいて一途で純粋な心の揺れが描かれていて、あっという間に時間が過ぎていきました。 心がわずかな外因でも揺れ動く感受性の強い年頃の、それぞれ別々の悩みを持った男の子たちが、1つのチームになっていくまでの過程が、とても丁寧に描かれていて感動的でした。 とても爽やかで、瑞々しく、感動的な青春ど真ん中の作品でした。 愚直なまでに4人の青春を追いかけていて、一人一人の個性や、繊細でありながらも生き生きとした心の動きが伝わってきました。 大人も十分に楽しめるお話だと思いますし、Free!を見たことのない方でも、たとえば遙と真琴は幼馴染の関係にあることなど、ちょっと事前情報を知っているだけで、十二分に楽しめるお話だと思います。 ワイワイガヤガヤの目まぐるしい学校での日々や、他者に自分の気持ちを真っ直ぐにぶつけ合ったり、人の気持ちにも自分の気持ちにも不純なものが少しでも混じるのを嫌がったりなど、不器用で未熟だったけれど色々なことに一生懸命だった学生時代の記憶が、懐かしく甦ってくるようなお話だと思います。 キラキラした青春映画だと思いました!
胸がいっぱい
Free!のアニメが大好きなので見に行ったが、Free!ファンでなくても楽しめるのではと思う。思春期の少年達の心の動きを見事に表現している。どの登場人物も魅力的。見終わったあとは爽やかな気持ちになると同時に胸がいっぱいになった。
控えめに言って最高でした
演出、映像、演技、物語、音楽すべてが期待以上でした。 映像はさすが京アニといった感じで、風景も美しく、感情描写が素晴らしかった! 中学生の心情や悩みをよくわかってらっしゃるので、ちょっかいのかけ方や、少し格好つけようとするところまで、すごく共感しました メインキャラクターの4人ひとりひとりにスポットを当てているところも、感情移入しやすかったので、たった110分で私も彼らと1年間を過ごした気持ちになりました 初めて見るという人も楽しめる作品だと思います! 更に、ハルマコ推しの人は心臓を鍛えてから来てください 死にますよ(真顔) 高校ではある程度自立していますが、中学の時のハルマコは ハルがいなくちゃ… マコトがいてくれるから… とお互い二人で1つみたいなところがあって、ヤキモチ妬いたり、相手が悩んだら自分も悩んで…と、とても夫婦でした笑 私はその2人が可愛くって、天使で…!何回か心肺停止しました 映画を見ているときは悶えてるばかりで冷静にかんがえられませんでしたが、今から考えると、最も成長したのはたぶんマコちゃんだったと思います 中学生の時は自分よりハルちゃんで、何でもしてあげようとしていたけれど、高校生になったら、ハルちゃんの意思を尊重して、ある程度放っておけるように自立したと思います 遙は相変わらず遙だったけど笑 ハイスピードを見てから、もう一度freeシリーズを見てこのような発見ができたら、よりfreeに対する見方が深くなるのではないかと思います それと怜ちゃんの導入はなかなか難しかったと思うけど、うまい具合に入ってきていて、しかもなかなか重要な役で、嬉しかったです 渚ちゃんは女の子でした笑 凛、怜、渚の原作にない登場に関して、Free!ファンに媚びているという方もいますが、Free!はストーリーや音楽、映像以外にもキャラを楽しむものだと思うので、このようなサービスをするのも監督の優しさだと思います。私は違和感は感じませんでした 泳いでいるシーンの進化は文字では語れないので、実際に見に行ってください! ストーリーはもちろんのこと、キャラの可愛さ、個性が引き立った映画だったと思います 是非観に行って、心を洗われてきてください
思春期の男子中学生
Free!, Free! ESがすごく好きで見に行きました! 同キャストで中学生かーどんな風になるのかなあと思って楽しみにしていきましたがやっぱり期待を裏切らない! 声優さんたち本当にすごいです。 また作品内容も充実していてアニメFree!時代のキャラの性格、癖、視線の先までよく考えて作ってあるなーと感動。 というか本当にこの人いるんじゃないかぐらいの勢いでまたまたFree!という作品が好きになりました。 新キャラもそれぞれの個性が強くて、『あーいるいる。こういう子。』と思わせる子達でした。またどの子も憎めない。すごくいい子でそれぞれの悩みをリレーを通して解決していく姿に本当に感動しました。 本当にこの作品に会えて良かったと心から思います! これからもこの作品を続けていってほしいと願っています。 また見に行きます!!
キャスト陣を見て中学生の声、どうなるのかな?と思っていたけど、みん...
キャスト陣を見て中学生の声、どうなるのかな?と思っていたけど、みんながっつり中学生だった…! 内容も面白い。相変わらず水の表現は綺麗で素晴らしい。 個人的に個々人の心の葛藤の描写が丁寧に描かれていて、親心ではないけれど応援したい気持ちに。 感動するシーンや、面白いシーン、ほっこりするシーンやキュンとするシーンなど、感情が動かされる作品でした。 劇場でまた見に行きたいとおもいます! そして、DVD化されたらぜひ買いたいなと思いました。
武本監督の技量が感じられる映画。
テレビアニメFree!、Free!ESの原点である小説「ハイスピード」。 これを映画化したハイスピード!starting Days。 小説を読んでいない、読んだ人でも、テレビアニメFree!を観ていない人でも楽しめる作品だと思いました。 そして、流石武本監督! と言える程上手くまとまった、そしてテンポが良くあっという間に終わってしまいます。 しかし、新しい環境の中で不慣れな事ばかりの中学1年生が新しく出来た仲間と組むチームと泳ぐリレー。 その繊細な心情の描写が様々なシーンで細やかに演出されており、110分の中で涙する人もいるかも。 何回観ても、まとまりの良さと展開の早さのお陰で飽きることがない! テレビアニメFree!を観ていた方々は、高校生ではなく、中学生の幼い姿が新鮮で、新しいキャラクターも増え「ハイスピード」としてより一層楽しめると思います。 大画面で映像の綺麗さも堪能出来ます。 冬に水泳映画は寒いですが、映画館で観ないのは損!是非映画館で楽しんでください。
学生時代のアルバムを開いてみているようだった
1回しか観ていないので細かい所等上手く感想が言えなくて歯痒いですが、学生を卒業した社会人が観ると「中学生ってこうだったよね」と懐かしさがこみ上げるのではないでしょうか。 特に水泳部は勿論、運動部になんかしら入って頑張っていた人なら尚更。 先輩と後輩。仲間とのやりとり、意見の食い違い、中学の部活の感じってこうだったなぁと中学時代運動部だったので凄く懐かしかったです。 学校の描写がTVシリーズより多くて、黒板、木の机、教室の壁に貼られている展示物、後ろのロッカー、自販機、廊下、等々「そうそう!こんな感じだった!」と背景小物もすばらしいの一言で注目して見たい箇所のひとつ。 そして水の描写。本当に綺麗で美しい。TVシリーズよりさらにこだわりを感じます。水面の光の反射とか水の描写ってアニメでここまで出来るものかと。 この描写は音響も含め映画館と言う大画面で見ないと勿体ないと声を大にして言いたいです。 自分はTVシリーズからの既存ファンですが、予備知識無しでも見れるかと思います。 知ってる人にも知らない人にも観れるように配慮して作られてると感じました。 逆にキャラとかをろくに知らずまっさらな状態で観れる人が羨ましい。 TVシリーズや原案小説を知ってる自分には感じる事が出来ない新鮮な見方が出来るので。 そう言う人の客観的な感想がどういうものか興味あります。 あと男性の方の感想も。 中学生の彼らは『女子から見た男子』と『男子から見た男子』は違うのかなぁと個人的に気になります。自分は違うんじゃないかなと思っています。 今、学生真っ只中な方達にも、社会人の自分とは違った感想を絶対持つと思うし、とにかく幅広い層に観て欲しい、そして色んな方々の感想が聞いてみたいです。 駅のポスター、TVCM、雑誌…何も知らなくて「何か最近このアニメの絵よく見かけるな~映画?」とくらいに少しでも何かに引っかかった人がもし周囲にいたら、言葉少し悪いかも知れませんが 「騙されたと思って観てみて」 とおすすめしたいです。
中学生ならではの瑞々しい輝きと葛藤
本当に素晴らしい映画でした。 既に物語の過去も未来も描かれている作品で、その間のストーリーを作り上げていく… ましてやそれが中学生という、とても難しい年代のキャラクターたちを動かすのは計り知れないほど大変だったのではと思うのですが 本人たちも言葉に出来ない変化、心情、成長諸々を しっかりとキャラクターたちと向き合って作り上げている素敵な作品でした。 何度も見たい、何度も見てほしい、何度も見せたい そんな気持ちでいっぱいです。
安定した映画で、自分にとって大好物でした
スポーツもの大好きです。 京都アニメーションだったので、思った通り、映像キレイですし。 初めてハイスピードみましたが、とっても楽しめました。(笑) この映画、目 耳 心を満足させるシロモノに仕上がってました。
最高でした!
本当にキラキラした中学生男子たちが眩しい物語でした! ゴールにむかってまっすぐに話が作られていて、そのしっかりした土台の上に最高品質の表現力が乗っかっている。観ていて何の不安もない素晴らしいまとまり方だったと思います。110分という短い時間でしたがまったく過不足を感じませんでした。 目も耳も幸せでした。是非映画館で体感して頂きたいです。観終わった後、また観たい、前売り十数枚買ってるけど足りないかもしれない…と素直に思いました!初日に3回観に行きましたが、全然飽きが来ず…何度でも観にいきます! Free!を大事にしてくれていることが伝わってきてとても嬉しかったですが、Free!を知らなくてもちゃんと楽しめる作品になっているのではないかと思います。もしこのハイ☆スピード!が初見という方がいらっしゃったら、ぜひFree!も見て頂いて2重に楽しんで頂きたいです。
水の中の思春期、まさにその通りでした。
弱い自分を認められなかったり変わりたくて無理に足搔いたり淋しさの埋め方がわからなくて戸惑ったり、そういうのって思春期特有の心の揺れだし思春期が遥か彼方になったわたしたちにはもう失われてしまったものなんだ。そこが丁寧に描かれていて胸がくるしくなる。それはいつかなくしてしまうものだってわたしたちには痛いほどわかっていて、だからこそまぶしいほどにきらめいているこの一瞬が尊い。中学生、尊い。尊い一瞬を丁寧に描いてくれたハイスピに感謝。
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