「禁断の行為」二重生活 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
禁断の行為
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選んだのはマンションの向かいに住む石坂史郎(長谷川)という男。出版会社に勤め編集部長として活躍している。豪邸で妻と幼い娘の3人で暮す平和な家族だったが、彼には浮気相手がいて、密会の現場にもことごとく尾行する珠(門脇)。やみつきになったかのように禁断の行為に取りつかれ、同棲相手の卓也(菅田)にも打ち明けられない。
ある日、レストランで尾行していたときに妻と娘が外で待ち構えていて、騒然となってしまい、その後妻は自殺未遂という事件にまで発展する。石坂は珠が妻に頼まれて尾行してたんじゃないかと追及する。尾行はとっくにバレていたのだ。尾行相手とは接触禁止というルールに反してしまうと焦る珠。一旦男女の関係になりかかった2人だったが、娘からのメールで間一髪のところで事なきをえた。
このままじゃ論文は完成できないと思った珠は今度のターゲットを篠原教授(リリー・フランキー)に絞る。平穏の中にも何かがあると感じたのだが、きわめて平和に論文を進めるのだ。ところが篠原は自分のことが書かれてると知り、妻は実は役者であり、母の余命の間だけ妻になりきってもらっていたのだった・・・
LANケーブルを巻いての自殺。冒頭とラストに登場するのだが、篠原教授の自殺原因はさっぱりわからないままだ。
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