「シルビアチャン」山河ノスタルジア pigeyesさんの映画レビュー(感想・評価)
シルビアチャン
ベンダースの時の翼にのって、とか、武のDOLLSとかのギリギリな感じ。ジャジャンクーも20年経って、その段階に来た感じ。飛行機墜落のCGが意外と良く出来てて、驚く。相変わらず、チャオタオは垢くさくて野暮ったくて、そういうスタイリングさせられて、そういう音楽でそういう感じに踊って、中国の今を体現しているけれど、今回の出色はシルビアチャン。未来のオーストラリアで、がっつりなおばちゃんが変な色気を出してて、ちょっと見たことない、悪い意味ではない、滑稽さが魅力的。ジョニートーのミュージカルの洗練との対比。半野喜弘はどこまで音楽みてたんだろ、あのニューオーダー?は多分監督として、クラブで掛かる微妙なトランス?テクノ?とかも関わってるのかしら。
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