「不器用さはまさに青春」彼の見つめる先に 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
不器用さはまさに青春
とても良かった。
何故盲目の彼を主人公にしたのだろう?と考えながら
観てましたが、
周りが見えなくなって手探りな恋愛と言うのは、
ぼくらも青春時代そうだったなと思いました。
盲目だから、親友の彼女から彼の情報を伝え聞いて、
嫉妬したり好きになって行くという
手法も上手いなと思いました。
盲目の彼がもう日常にずっと存在してるからか、
結構ぞんぞいに扱うなとハラハラしました。
暗闇の中置いて行ったり…
まぁでもその時の感情で自分の立場を見失うと言うのも
青春の不器用さかなと思いました。
主人公の彼も本当に盲目に見えて上手かった。
自分的には親友の彼女に肩入れしちゃって、
自分が仲間外れにされちゃってる悲しみが
痛いくらい分かって、救ってやってほしいなと思ったけど
新しい出会いもあったみたいだし良かった。
しかしブラジルの授業中に新しい生徒が入って来るのは
なんでなんだろう?
恋してドンドン世界が広がって行くって素敵です。
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