リオ、アイラブユーのレビュー・感想・評価
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リオの自然がゆたか・・
ブラジルのリオは、女性が美しいし自然がゆたか・・それだけで満足。南の国はゆっくりと時間が流れ、男女が情熱的だ。音楽はサンバやサルサが鳴って皆が踊る。開放的で太陽がまぶしい。実に優雅な映画・・2013年のブラジル・アメリカ合作の作品。
11人の監督によるリオを舞台にした11の物語を綴ったオムニバス。ど...
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11人の監督によるリオを舞台にした11の物語を綴ったオムニバス。どれもとるに足らない他愛のないストーリーと言ってしまえばそれまでですが、リオの街の情景が多様な色彩で描かれ、そのどれもが匂い立つリオの魅力を見事に表現していて2時間リオの街をぶらついているような錯覚を誘う微笑ましい小品に仕上がっています。なかでもブラジルを代表する監督であるフェルナンド・メイレレス(代表作『シティ・オブ・ゴッド』)の作品はクレジットを見なくても彼の作品と判るほど個性に満ちた演出でした。
舞台がリオなので、ある歌手が意外な役でチラリと出てくるというMPB好きがニヤッとできるオマケあり。サントラもまたどれも魅力的。いつの間にか随分と老け込んでしまったヴァネッサ・パラディも意外とリオの風景にマッチしていました。ちなみにリオ五輪オープニングセレモニーの監督もフェルナンド・メイレレス。様々な空撮映像で捉えたリオの街並から始まり、ブラジルの歴史を俯瞰する壮大な演出は圧巻でした。
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