「何処まで実話なの?」プラスティック よしさんの映画レビュー(感想・評価)
何処まで実話なの?
ギャングの会計士を襲ってしまったことから、そのギャングより巨額の賠償を求められた若者達を描く物語。
実際にあった事件をモチーフにした映画のようですね。どの程度事実を交えているのでしょうか?
映画は、青春映画風の詐欺映画。若者らしい無軌道さでスキミング詐欺を行う前半導入部。後半は、ギャングに脅されながら巨額詐欺にチャレンジする本編。
恋愛や、グループ内の人間関係の軋轢を描いて物語に深みをもたらします。
ただ、たかだかスキミングを行っていた若者グループが、王族を巻き込んだ巨額詐欺事件を起こすストーリー展開には少々違和感を感じてしまいます。
これが「事実に基づいた」展開なのでであれば、私の常識が誤っているのでしょうが、映画としては少々説得力に乏しいように感じます。
華麗でテンポの良い詐欺展開より、もう少し泥臭い部分を魅せてくれた方が、映画として説得力を感じたかもしれません。
私的評価は普通にしました。
コメントする