フロム・ザ・ダークのレビュー・感想・評価
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意外な良作
カリテ・ファンタスティック・シネマ・コレクション2015…通称「カリコレ」。2015年度のカリコレ上映作品で、今年も「カリコレ2017」のエントリー作品の上映が始まったばかりである。このタイミングでの観賞となったが、なかなかの良作で正直驚いている。アイルランド製の作品は初めてであったため過度な期待や偏った考えは持たずに観賞したが、本作はホラー好き、もしくはモンスター好きならば喜ばしい作品ではないかと思う。この時代にモンスターホラー作品は決して鮮烈なインパクトがある訳ではないが、その中でも本作は観客に対して緊迫感や恐怖を大いに植え付ける事に成功している。あまり怪物が姿を現さないという事もより「いつ出てくるか分からない」という恐怖心を抱き、気が抜けない。それに対して主人公の女性が、怪物の弱点を何とか見つけ、身の回りの物で対抗する姿も良く描かれており、あまり欠点が感じられない、そんな作品だ。
本作を観賞して更にモンスター・パニックは見逃すことが出来ないと感じた。
これからも、カリコレには大いに期待したいと考えている。
緊迫感は十分味わえる
2014年のアイルランド製映画です。各国の評価は上々だったようですが、確かに全編に亘って緊迫感が溢れ、見ごたえ十分の作品でした。
ジャンルはクリーチャー・パニック・ホラーといったところでしょうが、クリーチャーは最後まではっきりと姿を現さず、「もっと見せて!」とモヤモヤしました。
腕がひょろっと長く、不恰好な造形で、なんかギレルモ・デル・トロ監督のダーク・ファンタジー映画に出てきそうだなと感じました。笑
ヒロインのサラは、クリーチャーの弱点を見つけ、スマホのライトやら身の回りの物を使って勇敢に戦う姿がとてもかっこいいです。
きゃーきゃー騒いだりもせずに立ち向かうので、観ていて応援したくなりました。
夜中にひとりでボケーっと観るのに適していますね。
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