「誇大広告。」ザ・ガンマン 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
誇大広告。
十分楽しめるのだが「ショーン・ペン」である必然性をまったく感じない一本。
腐っても鯛、ならぬピエール・モレル監督。
アクションは見ごたえがあるし、斬新さは無いとはいえ物語も楽しめる。
が、だがしかし。
逆に言えば主役を誰に挿げ替えても成り立つんだよなぁ。
身体さえ動けば、本当に誰でも良いこの感じ。
ペン氏は本作でも本当に見事に演じきっている。
のだけれどもむしろ逆にシワシワのお爺ちゃん過ぎて、リアリティ(=感情移入)を損ってしまっている気がしてならなかった。
看板から難しいことを考えずに、スナック菓子として楽しむのが正解の作品。
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