「ミュージカル目線で見なければ..」ラ・ラ・ランド kakerikoさんの映画レビュー(感想・評価)
ミュージカル目線で見なければ..
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誰かの目の表情で空が明るみ
新しい扉が開く
声がする 私がいるよ、大丈夫…と
どこに行くかなんて 知らなくていい
狂おしい気持ちや 高鳴る心さえあれば
愛よ 去らないで
たとえ愚かに見えても
どうか乾杯を 心の痛みに
どうか乾杯を 厄介な私達に
どうか乾杯を 夢追い人に
どうか乾杯を 破れた心に
どうか乾杯を 厄介な私達に
↑劇中、一番心に響いた唄の走り書き
(正確ではありません、^_^;)
『 結ばれることだけが、愛の成就ではない 』
映画や本の中で、それが作り話でも実話であろうとも、確かにそう言える愛のかたちに何度も巡り会ってきました。この作品もそうだったな ... ミュージカルなラブストーリーというと、笑いあり、涙ありの明るいハッピーエンドをイメージしがちだけれど、良い意味の裏切りが心にズキュンと。切なくないですか? この主人公の二人は貴方たちかもしれない。人生の中でほんのすこしだけ関わり繋がった相手だからこそ、与え得るものの静かなパワーは過ぎてゆく時間と反比例して確かなものに。生きていく理由の一つになるのかもしれない。と
この映画のように、5年後…なんて運良くは いかないのでしょう。ただ振り返った自分の足跡(軌跡)に微笑みを贈ることが出来ていたら、それは幸せに満たされる。
その連続は なくならない 。
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