「ごめん。私が悪かった。」ラ・ラ・ランド オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ごめん。私が悪かった。
根本的なことを言うと、私ラブストーリー苦手だったわ。
今まで見た映画にもラブなシーンはあったけどメインは謎解きだったりアクション。ここまでガッツリなラブストーリーは……最後に見たのはいつだったか……?
いくら評判が良いからってジャンルを考えたら見ちゃイカンかった。
しかもサクセスストーリー。そこに至るまでのイライラは本当にもー。
途中の言い合いで「うるせー!みんな目的のための手段に下げたくねー頭下げたりポリシーやプライドを泥水啜る気持ちで曲げてんだよっ!」とまたイラ。
そして、本当に私が悪かったと思うのは何でミュージカルなのに見た?
でもね、舞台とかは大丈夫なのね。
あれは同じ地続きの世界として見られるからなのか?
『ララランド』はダメだった。
頭では分かってるけど「オイオイ!いきなり歌い出したよっ⁉」と突っ込んだり、ロマンチックなプラネタリウムのシーンに「不法侵入、しかも飛んだよ⁉」と全然世界に入り込めない。
そして最後は……5年の出来事を逆算して、乗り換えはえーなと寒々とした気持ちになった。
ただ、本当に音楽のシーンや色鮮やかな衣装や背景は素敵。
今回は『どんなに評判が良くても自分が見ちゃイカンジャンルがある!』ことが解ったその意味でチケット代は安い授業料になりました。
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