「過ぎし日の思い出に」ラ・ラ・ランド グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
過ぎし日の思い出に
ため息のようだったり、パワフルだったり。
主人公達の歌声は感情に近い感じ、爽やかで良かったです。
若々しい好感の持てる作品だ、と思って帰ったのですが、しばらくは自分自身の過ぎた日のことが次々と思い出されてしかたがなかった。平坦な人生にも、何かしらの分岐点はあるものなので。
エンドロールの歌声はちょっとずるい。ついお持ち帰りしてしまい、ずっと鼻歌で歌っていました。
劇中のレコード盤に針が落ちる音も妙に印象に残っています。その瞬間からワクワクが始まる、そんな感覚を他のいろんな事と共に思い出しました。
エマ・ストーンが堂々たる主演。夢を追うミアはなんだか子供っぽくも思えましたが、終盤は圧巻でした。
ライアン・ゴズリングも良かった。リード上手というのか、相手役の魅力をより輝かせる凄腕に、磨きがかかってます。海辺で一人歌うシティ・オブ・スターは最高です、何回でも見たい。
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