劇場公開日 2017年2月24日

「自分だけのララランド」ラ・ラ・ランド チャンプ23さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0自分だけのララランド

2017年3月14日
iPhoneアプリから投稿

La La Land" 現在離れした世界、おとぎの国、夢の国。

未来に夢見る"未熟な"2人は共に時間を過ごす。これは過去の記憶。

とばしてラストシーン、ここが現在。
当時の夢を叶えて再開する2人。

初めはララランドを"目指していた"2人。
でもね、現在からすると、過去の思い出達こそが、未熟だったが最も美しい、消えない"夢の国"なんだ。

過去があるからこそ、今の自分がある。
ララランドは未熟な"自分の過去"にもあったんだ。

そして、お互いに合図して、解り合う2人。最後はセブが次の曲を弾き始めるところでEND!!

新たな曲の"始まり"が映画の"終わり"。
2人だけだった思い出の世界から、
「さぁここから、あなた達の世界、ララランドの始まりだ」というエンディング

つまり、"未来"だけでなく。

今!!この瞬間、いま生きてるこの瞬間瞬間が彩りに溢れ、音楽に溢れてるじゃないか。夢のように美しいララランドそのものなんだよ!!

セブとミア2人だけだった世界、ストーリーが、今これを書いてる俺自身の過去も現在も肯定して、なおかつ未来が開かれてるってメッセージ。

これはうますぎだろ!

チャンプ23
LYtomさんのコメント
2017年3月15日

素晴らしい理解力

LYtom