「自分だけのララランド」ラ・ラ・ランド チャンプ23さんの映画レビュー(感想・評価)
自分だけのララランド
La La Land" 現在離れした世界、おとぎの国、夢の国。
未来に夢見る"未熟な"2人は共に時間を過ごす。これは過去の記憶。
とばしてラストシーン、ここが現在。
当時の夢を叶えて再開する2人。
初めはララランドを"目指していた"2人。
でもね、現在からすると、過去の思い出達こそが、未熟だったが最も美しい、消えない"夢の国"なんだ。
過去があるからこそ、今の自分がある。
ララランドは未熟な"自分の過去"にもあったんだ。
そして、お互いに合図して、解り合う2人。最後はセブが次の曲を弾き始めるところでEND!!
新たな曲の"始まり"が映画の"終わり"。
2人だけだった思い出の世界から、
「さぁここから、あなた達の世界、ララランドの始まりだ」というエンディング
つまり、"未来"だけでなく。
今!!この瞬間、いま生きてるこの瞬間瞬間が彩りに溢れ、音楽に溢れてるじゃないか。夢のように美しいララランドそのものなんだよ!!
セブとミア2人だけだった世界、ストーリーが、今これを書いてる俺自身の過去も現在も肯定して、なおかつ未来が開かれてるってメッセージ。
これはうますぎだろ!
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