劇場公開日 2017年2月24日

「夢へと向かう全ての人へ。勇気をくれる感動ミュージカル!!」ラ・ラ・ランド 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0夢へと向かう全ての人へ。勇気をくれる感動ミュージカル!!

2017年3月5日
PCから投稿

悲しい

楽しい

単純

【賛否両論チェック】
賛:ミュージカルシーンは必見。夢半ばで挫折した2人が、お互いの存在を糧に再び夢へと歩き出す様が、甘美なミュージックと共に描かれていくのがステキ。
否:ストーリーは至って普通で、下手をすると眠くなってしまいそう。

 冒頭のハイウェイのシーンから圧巻のミュージカルシーンが繰り広げられ、一気に引き込まれます。それぞれの夢に挫折したセバスチャンとミアが惹かれ合い、励まし合い、そして時にはぶつかり合いながらも、お互いの存在がまた夢への原動力になっていく姿が、夢へと努力し続ける全ての人の胸を打ちます。
 ただストーリー自体は至って単純で、取り立てて驚きがあるものではないのが正直なところでもあります。雰囲気も始終ロマンティックなムードが漂い続けるので、惹かれないと眠くなってしまうかも知れません(笑)。
 それでもかなりの話題作であることは間違いありませんので、是非ご覧になってみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド