「セバスチャンは幸せ」ラ・ラ・ランド チャオさんの映画レビュー(感想・評価)
セバスチャンは幸せ
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エマの方が歌もダンスも上手くったってこの映画の主役はセバスチャンだ。女は全部持ってないと幸せじゃない。夢も理解ある優しい旦那も可愛い子供も。だけど男は何か欠けてる方がいい。ミアとセバスチャンのテーマのピアノの音色のような哀愁が彼を完璧にした。死にゆくジャズの救世主となることが彼の夢だったんだから。ヒーローは孤独な方がかっこいい。
金も名誉も持ってそうなミアの旦那は彼女のone of them、いくらでも変わりはきく。セブズで彼女へ悲しい色やねんばりの微笑みをかえした瞬間、彼は彼女のたった1人の男になったのだ。彼女の背中を押し、夢を追う覚悟を与え、永遠の愛を捧げた。
100%この映画を楽しむためにはララランド→セッションの順にすることを強くオススメしたい。JKシモンズの罪深さよ...
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