内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェルのレビュー・感想・評価
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【”貴方のお悩み、芝居で解決します。”緩い笑いの様々な芝居を、ラストで見事に回収。お笑い芸人も多数出演してます。】
■探偵事務所と劇団を兼ねたエンジェル社の代表マサル(三村マサカズ)と、役者兼演出家の次郎(内村光良)、そしてマサルの幼なじみの大島(大竹一樹)。
依頼に合せてシナリオを作り、それを演じることで解決していく彼らの元に、父親に会いたがっている孫の願いを叶えたいという初老の紳士が訪れる。
◆感想
・私はコントは「LIFE!」しか見ないが、今作はナカナカ楽しく鑑賞。
・お笑い芸人も、一瞬だけ多数出演している。
・明らかにアドリブと思われるシーンも多くて、クスクス笑えたな。
<それにしても、このような映画があるんだねえ・・。>
内村さまぁ~ず・エンジェル
ウッチャンとさまぁ~ずによる人気バラエティー『内村さまぁ~ず』を映画化。
…って、どーゆー事? バラエティーを映画化って?
3人が役を演じ、ドラマ仕立て。一応ちゃんと“話”になっている。
とは言え最初は、見て失敗したかな、と。
コントみたいなやり取り。
でも、これには訳あり。
探偵事務所兼劇団の“エンジェル社”に属すマサル(三村)、次郎(内村)、大島(大竹)。
ここでは依頼人の悩みを“演じる”事で解決する風変わりな仕事をしている。
例えば…
店を畳もうとするラーメン屋店主の奥さんからの依頼。刑事に扮して店主の近くであのラーメンが旨かったと話して、再びやる気を出させる。
ストーカー被害の女性からの依頼。こちらもストーカーに扮してストーカー男にストーカー道の厳しさを教え、諦めさせる。
…などなどなど。一見変わっているけど、それで救われる依頼人多し。
エンジェル社の面々も人助けと“芝居”が出来る。
次郎はかつて役者の道を目指していた。ある時、役を譲ったばっかりに…。
そんなエンジェル社へ、本格的な劇団と勘違いして一人の若い女性がやって来る。
仕事内容を知ってがっかり。しかし即採用。
今日も誰かの悩みを演じて解決します。
一応ドラマ仕立てだが、やり取りや掛け合いはアドリブ。
ウッチャンとさまぁ~ずのボケツッコミやりたい放題。
時々演者が素で笑ってる。よく聞くと、スタッフの笑い声も。『フレンズ』みたいなアメリカのコメディ・ドラマか!
お笑い芸人主演。だけあって人脈か、多くの芸人がカメオ出演。
背景としてただ座っていたり、役を演じたり、やり取りでネタ披露したり。
誰が出てるかよ~く目を凝らしてチェックするのも一興。
メインとも言える話(依頼)は…
初老の男からの依頼。“父親”を演じて欲しい。
孫がいて、手紙などで父親のフリをしていたが、今度会う事に。
演じる事になったのは、マサル。初の大役。
大緊張。当日でも失敗ばかり。
でも憎めないマサルの姿が、内向的な少年の心を開く。
一緒にお風呂に入って、マサルが語った言葉。
授業参観での作文。
結構しみじみじ~んと。
どんなおバカ映画かと思ったけど、それなりに人情コメディになっている。
こういう仕事、本当にあったらな…なんて、ついつい。
“探偵”で“エンジェル”だから、あの美女アクションが元ネタなのかな、と。
単なる偶然のようで。“エンジェル”は“演じる”のもじり。
さてさて、今日の依頼は…?
今日の“演じる”は…?
好きだから。
内村光良とさまぁ〜ずは個人的に好きな芸人である。
はっきり言おう、だからこの評価だ。
映画として★4つをつけているわけではない。それでも4つ付けた理由が以下。
内村光良が舞台挨拶で言っていた「観た後に何も残らない映画」
コメディ、エンターテイメントに最大限特化した作品とは、その映画を観ている時間がすべてだ。
「観た後に何も残らない」のは、観ている最中、笑いまくって楽しみまくった自分がいるからだろう。
内村プロデュースからのファンには、これ以上ないサービスシーンがあったり、アドリブをこれでもかと入れ込むその勇気であったり、見所は、観る人を選ぶものになっている。
芸人としての彼らのスタイルが、「人を笑わせる」というよりも「人を楽しませる」ことにあるのだと、感じさせてくれた作品。
TV番組見てないので比較は出来ないけど、アドリブ満載ぽくて芸人ゲス...
TV番組見てないので比較は出来ないけど、アドリブ満載ぽくて芸人ゲストテンコ盛りでコント物としては存分に楽しめる。設定はP.Aなんだね。エンジェルの由来は良いね。
死ぬほど豪華なキャスト。笑って泣ける新感覚ムービー。
【賛否両論チェック】
賛:レギュラーメンバーが繰り出す様々なネタに、笑ってしまうこと請け合い。キャストも超豪華で驚かされる。そして笑い一辺倒ではなく、「家族の絆」や「自分らしく生きること」というテーマに、不覚にも感動させられる。
否:感覚としては完全にバラエティ番組なので、映画として観るのには、人によっては抵抗もありそう。
さすがは「内村さまぁ~ず」。珠玉のネタの数々に、どんなにこらえても笑ってしまうこと間違いなしです(笑)。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは是非実際に体感してみて下さい。
そして、意外にも笑いだけではなくて、「決して血の繋がりだけではない家族の愛情」や、「人目を気にせず、自分らしく生きることの大切さ」といった感動的なテーマに踏み込んでいるのにも、驚かされます。授業参観のシーンなんかは、不覚にもウルッときてしまいます。ただ笑いだけではないところが、また憎いですね(笑)。
それから、この作品のもう1つの魅力といえば、〝超”が付くほどの豪華キャストです。もうこれでもかというくらい、芸人さんや俳優さんが沢山出てきます。油断していると、いつの間にか後ろにいるエキストラが芸人さんだったりして、それだけでも思わずクスッとなってしまいます(笑)。
映画として観るのには抵抗がある方もいるかと思いますが、これだけ笑える作品も貴重です(笑)。気になった方は是非劇場でご覧下さいませ。
笑ったぁ
バラエティーからどう映画にするのと思いましたが、いい意味で裏切ることになってました。
内PからのグダグダなやりとりもTV番組からの流れで懐かしさもありました。(^^)
終始笑って、見れましたが、最後にジーンとくるところもあって。σ(^_^;)
見終わって、ほっこりできました。
最後に脇でちょこちょこ出てくる芸人さん達を探して見ると違った面白さも生まれました(笑)
笑える。
想像以上に楽しめた!
内村さまーずの雰囲気そのままにスクリーンで展開されるコント集。
劇中で笑い声が挿入されてるのは、観客が笑やすく演出してくれてるんだろーなぁ。
ストーリーも意外としっかりしてて楽しめました。
総勢59名の芸人を探していくのも楽しいかも。
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