「数学という共通言語」奇蹟がくれた数式 yuyuさんの映画レビュー(感想・評価)
数学という共通言語
数学という共通言語があってもインド人というだけでなかなか受け入れられない。その上、ラマヌジャンは結果だけ出して証明するということを知らなかった。
ハーディは証明の大切さを説き、同僚のラッセルから厳しすぎる、人として扱っていないのではないかとまで言われる。
無心論者のハーディと、神を信じ、発想は女神からくると語るラマヌジャン。2人の間には人種以外にも壁がある。
そんな正反対な2人が少しずつわかり合っていく。
知り合いもいない中で友情を求めたラマヌジャン。それに気づいてもっと気にかけてあげたら良いのにと見ていてもどかしい。
デヴ・パテルはマリーゴールドホテルの印象が強くて、天才数学者のイメージが湧かなかった。
観ているうちにラマヌジャンの持つ前向きさ、根拠のないようにも思える自信が彼のイメージにピッタリに思えた。
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