「ユダヤ人として生まれたばかりに・・・」ふたつの名前を持つ少年 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
ユダヤ人として生まれたばかりに・・・
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逃げるために名前や宗教も変え、ポーランド人の様に振る舞う少年。一人でナチスからとにかく逃げ、良い家を見つけては働き、匿ってもらい、また逃げる。森に逃げ、生きるために何でも食べ、野で寝る生活。ユダヤ人と分かっていても助けるポーランド人に感動。告げ口し、金を貰う輩は生きるためだが、人でない。片腕を失うのも、ユダヤ人と言うことで、すぐに医者が手術しなかったから。医者としての前に人として失格である。演じる少年の愛くるしい笑顔と、流れる音楽、周囲の人々の温かさに、そこまで悲壮感は感じないが、ラスト片腕のないご本人が孫たちと登場し、実話ベースだということがわかると、想像を絶する思いでした。
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