劇場公開日 2015年10月9日

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「時空を旅する!」ピッチ・パーフェクト2 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0時空を旅する!

2020年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 前作に引き続きユニバーサルのオープニングがアカペラになっていて最初から楽しい。こんなにOPをいじれるのはミニオンズとこの映画くらいか?そんなこんなで、3期連続全米アカペラ大会を制覇したベラーズも少しだれ気味。しかも、ファット・エイミーがステージ上で醜態を晒し、全米から非難の的となった。オバマ大統領も観ていたのに・・・

 名誉挽回するためには世界大会で優勝するしかない!しかし、アメリカは世界から嫌われてるからな~などとコメントするジョン(ジョン・マイケル・ヒギンズ)。散々他国をバカにしてるからだよ、きっと!隣でジョンにツッコミ入れたりフォローするゲイルはエリザベス・バンクス。今作では初監督作となる。

 続けて見てみると、1作目でベッカによる「同じコードで違うメロディーを・・・」という発想を、今作ではスヌープ・ドッグのクリスマス・ソングで実践していた。音楽制作会社でのインターンシップ。こうして彼女はベラーズ以外の音楽の道を着実に歩み始めていたため、グループの活動にも身が入らなくなってしまう。どうなるんだベラーズ?。クロエなんてベラのために3回も留年したというのに・・・

 見どころは秘密パーティ会場でのアカペラ・バトルと世界大会のパフォーマンス。強敵ドイツのダス・サウンド・マシンだ。また、新入生のエミリー(ヘイリー・ステインフェルド)の愛らしさ。『バンブルビー』での台詞「Seriously?」も全く同じだ。そしてバンパーとエイミーの恋の行方といったところだろうか。ベッカ中心ではなく、主人公はあくまでも“ベラーズ”になっているのだろう。前作よりも笑える箇所が多いけど、最後は若干反則気味。もっとOGを見たかった。

kossy