「強く生きること」真夜中のゆりかご marionさんの映画レビュー(感想・評価)
強く生きること
とは何か、を考えさせられるストーリーでした。
ドラッグ、家庭内暴力、育児放棄、離婚、アルコール依存、と一定の先進国が抱える問題が描かれています。
幸せな家庭から一転し悩む主人公と同僚シモンの立ち直り・再生とが交錯し、切なくて苦しくて。
一方で女性の激しさと母の強さが際立った100分でした。
カテゴリはサスペンス?なのに、淡々とキャストの心情を映し出しています。私自身、知らない役者さんばかりだったので、更にリアリティを感じました。
はじめてのデンマーク映画でしたが、切ないストーリーが静かな海?湖?をバックに、とてもスタイリッシュに映し出されています。
コメントする