明烏 あけがらすのレビュー・感想・評価
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【スンゴイ若い吉岡里帆さんのダサい髪型と服装とコメディエンヌ演技が物凄い作品。「明烏」「品川心中」そして落語の名品中の名品を下敷きにしたクスクス笑える舞台の映画化作品。】
■最初に敢えて書くが、私は福田雄一監督のゆるーい笑いの作品が好きである。昨年末に公開されたイエスと仏陀のゆるーい映画も、軒並み低評価な中、私は3.5をビシッと付けたモノである。だって面白かったんだもん。所謂、箸が転がっても可笑しいお年頃なのである。ウフ。(オバカ)
ー 今作では福田組の常連は、ムロツヨシと佐藤二朗しか出演していない。
だーが、それをカバーしているのがスンゴイ若い吉岡里帆さんのダサい髪型と服装を纏って見せるコメディエンヌ炸裂シーンの数々である。
その後、「Gメン」で再びコメディエンヌの才を見せつけてくれたが、今作も凄いのである。更に、あのどんでん返し。
又、滅多に観られぬ七三分けの若葉竜也さんも好きだなあ。ー
<今作は、福田監督の脚本が冴えているなあ、と思った「明烏」「品川心中」そして落語の名品中の名品を下敷きにしたクスクス笑える舞台の映画化作品である。>
また夢になるといけねぇ〜
新作落語で聞いてみたい✴️
芝浜、お見立て、品川心中、ちょっと棒鱈も?という流れで現代版・小劇場版「幕末太陽傳」ですね。菅田将暉くんのオチがあまりに直球で爽やかだったので思わず泣けてしまいました。こんなに素直な芝浜…と。そしてホストクラブが舞台というのはとてもリアルでいいと思いました。
お父さんの登場は予想外でした。最後、ムロツヨシがウロウロと座る場所をすぐ変えるのは一体どんな芝居だ!と思いましたが目のキラン!も含めて良かったです。
立派な落語家である喬太郎さんにお願いするのは甚だ失礼だとは思いますが、是非とも新作落語にして師匠の独演会にかけてほしいです。キョンキョンにしかできないあれだけの濃い登場人物で舞台でネタで芝居です!おねがいします!この声よ、師匠に届け~!
意外と笑えない
うーん。
古典落語の「芝浜」がベースの愛すべきコメディ😊
福田ワールドのくだらなさ、吉岡里帆キレッキレ
つまらない 久々のハズレ
明烏という落語の演目もあるけれど、それとは別内容。女房の計略でダメ...
明烏という落語の演目もあるけれど、それとは別内容。女房の計略でダメ男が改心するみたいな落語の「芝浜」がベース。大金を拾った男が、その金を使ってみんなで大酒を飲む。起きると金がない。金拾ったのは夢だったと女房に騙されて...というのが芝浜。野球賭博で1000万を手に入れたが仲間とドンペリを飲みまくり起きたらその金がないのがこの作品。ホスト仲間の芝居だった。吉岡里帆が凄い良かった。
新喜劇(笑)
楽しいけど冗長
ホストの話なので、チンピラが沢山出てきて喧嘩するみたいなVシネ系の内容かと思ったら、メインキャストも舞台も変化の少ない演劇のような喜劇。福田監督作品だと後から知り、佐藤二郎とムロツヨシの自由すぎる演技も納得。まだブレイク前の吉岡里穂もかなりふり幅の大きい演技で、舞台出身であることが分かるキレのある演技。
落語の小話が元ネタだと知らず観てたが、ラストで分かって色々腑に落ちたが、知らない間はモヤモヤしながら観てた。で小話が元だから分かったのは、元が短い話だからそれを増幅させるために演出が過剰な所が多い。ナオキの金返す練習の件は長すぎる。借金取りを酔い潰す作戦も同じことの繰り返しで、何度「早よ次いって!」と言った事か。これも福田監督の術中か。
しつこいボケが数多い内容で、吉本新喜劇好きな人にはお勧め。
ゆるい、いかにも福田雄一作品って感じでしたが、このゆるさが何だかんだで好き
くだらなくて、ホントしょーもない映画でしたけど、でもいかにも福田雄一監督らしいと言えばらしい作品でしたね、ところどころツボに嵌まりながら地味にクスクスと笑わせてもらいました。
過去の福田雄一作品を見て嵌まったことがある人はおそらく今回も楽しめるだろうし、ダメだった人はきっとこれもダメでしょう。
私は結構好きなので、このくだらなさ、しょーもなさを存分に堪能させてもらいました。
まあ間違いなく言えることは、これを見ても何の得にもならないってことでしょうか。
特別深いメッセージ性がある訳でもないし、特別感動が待っている訳でもない、ただただくだらない笑いが続くだけ・・・でもそれがいいんですよねぇ、広い層にはウケなくとも、福田監督にはずっとこんな映画を作り続けてもらいたいものです。
ただワンシチュエーション系の映画の割に尺がやや長めだったこともあってか、途中ちょっとダレました。
ただでさえゆるい笑いなのですから、もう少し短い方が良かった気はしましたかね。
まあそれでもまずまず飽きずに楽しめはしたのですが、そこは役者の魅力・演技力による部分も大きかったかな。
それぞれがホント皆嵌まり役だった印象で、ほとんど内容が無いような映画でも(←ベタにダジャレってしまった)各人の演技に終始クスクス笑いが止まらなくて、何だかんだで基本的には楽しめた映画でしたよ、ホント相当くだらなかったですが・・・。
主人公に置かれた状況はよくよく考えると相当シビアな状況なのに、きっとそう言う方向にはいかないだろうと安心して見れたのも、良くも悪くも福田作品らしさだったでしょうか。
また基本ダメ人間な主人公が成長していく物語でもなければ、その先に何か特別凄いことが待っている訳でもない、その徹底ぶり、そう言うところが何気に嫌いではないんですよねぇ。
しかしノリにノッテいる菅田将暉は、こんなダメ人間を演じてもホント上手い、彼を引き立たせたムロツヨシ店長と同僚ホストもまたお見事でした、特に若葉竜也が演じた真面目ホストから生まれる笑いは、最後までずっと面白かったなぁ、リアルにこんな奴がいたら、相当面倒くさそう・・・。
新井浩文ヤクザと佐藤二朗もくどかったけどいいキャラしてましたね。
佐藤二朗はまさかあのキャラで最後まで押し切るとは、力業過ぎてある意味凄い・・・。
それから何と言っても特筆すべきは、ヒロイン?的存在の吉岡里帆のコメディエンヌっぷりでしたね、菅田将暉との夫婦漫才的なやり取りだけでも、十分見る価値ありと言えましょうか、今や売れっ子となった2人がこんなことするなんてもう今後無いかもしれませんから・・・。
まあ映画と言うよりは舞台とか深夜ドラマのようなノリでしたけど、まったり笑いたい時なんかはこんな映画もありでしょう。
面白かった。 舞台のような1セットで話がすすんでいく。ちょっとした...
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