「パンクは生き方の一つだ」あっちゃん shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
パンクは生き方の一つだ
「オレは根っこがパンクから始まっているから…」あっちゃんが劇中で言ってた。不確定要素しか見当たらない「パンク」という音楽から出て来た思想とも言っても良さそうなものに絡め取られた人は滑稽でもあり、悲劇でもあり、アウトサイダーでもある。それら全てを否応ナシに人生の中で受け入れざるを得なくなり、ヘトヘトになり、クタクタになり、ボロボロになったその果てに見えた代わり映えのしない世界に改めて共感を覚えた時、「それなりに楽しんでいるな…」と思えた時に渋い庶民の暮らしから生じる淡い光を放つ…そんなようなドキュメンタリー映画です。
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