さらば あぶない刑事のレビュー・感想・評価
全129件中、81~100件目を表示
シリーズに馴染みの薄い観客には退屈
特に、このシリーズを観つづけてきたわけではないので、舘ひろしと柴田恭兵が演じるタカ&ユージのコンビにそれほどの思い入れはありません。そんな輩から観ると・・・
横浜港警察署のタカ&ユージのコンビも定年間近。
あと4日で定年。
無事、定年の日を迎えてほしいという周囲の心配を他所に、ふたりはまたまたあぶない事件に乗り出していった・・・というハナシ。
あぶない事件は、横浜に蔓延る危険ドラッグの元締めグループを押さえるというもの。
日本の暴力団、中国マフィアに中南米の新組織も乗り出して、すこぶる事態はややこしい。
オープニングこそ、ブラックマーケットへ乗り込んだタカ&ユージの活躍を描くが、その後は、ややこしい事態を説明するのがやっと、といったところ。
悪人側がややこしいところへ、タカの婚約者とのハナシが絡み、さらにユージがかつて目を掛ける若者が絡んでくるから、映画のスピードは遅くなる。
主役のおふたりは60歳を過ぎたとは感じさせない若々しさだけれど、柏原寛司(脚本)と村川透(監督)のコンビがもう若くないのだろう。
調べてみると、村川透監督はまもなく80歳。
松田優作と組んで『遊戯』シリーズを監督していたときから、もう40年の経つのだから、仕方がないといえば仕方がない。
これまでの作品にオマージュを捧げているシーンも多く(エンド・クレジットで流れる過去作品の名場面を観ればわかる)、シリーズファンなら喜べるのかもしれませんが、若いファンや馴染みの薄い観客には、やはりもっとテンポよく魅せて欲しかったところ。
シリーズのファンもこれで楽しめたのかどうか、疑問。
はじめは結構聞こえていた笑いや歓声も、途中からほとんど聞こえなくなりましたから。
イイ!
郷愁が自分のこの作品に対する見方を偏らせているという自覚はある。またそういう感情を喚起させる演出になっている。今時のGTRから昔の愛車に、ハーレーに乗ってショットガン、引退してそれぞれの生活を送っている人たち、明日に向かって撃てのオマージュ、極めつけは監督、村川透だろう。
そう、村川透である。日活ロマンポルノでデビューし、松田優作と組んで数々の名作を生み出した名匠であり、その生き残りである。恥ずべきことだが自分は本作を村川透の最後を見るつもりで見に行った。同時代の仲間たちは最近どんどんお亡くなりになっていたり、表舞台から消えていたので、監督もまた同じようになったのではないかと思い込んでいたのだ。おそらく名義貸しのようなものだろうと。
だが違った、そんな舐めた考えを脳天から叩き割ってきた。
タカとユージは永遠也
これで終わりなんて勿体ない!!
村川透
泣いた❗
ひとみちゃんお茶
「あぶ刑事」の横を通り過ぎてった奴は、皆ファンになってったぜ
11年振り、シリーズ最新7作目にして、フィナーレ。
ダンディー鷹山とセクシー大下の“あぶ刑事”コンビも(多分本当に)これで見納め!
まあ、「あぶない刑事」である。
凝った斬新なストーリーとか緊迫感溢れるサスペンスとか迫力のアクションとか、そんなもの期待出来ないのは見る前から承知。
のっけからバブル期がまだ続いているような時代遅れ感。
スタイリッシュ&クールだったのは今や昔。
キザな台詞、刑事ごっこみたいなアクション、コントみたいな笑い…。
仮にも日本の警察でありながら街中で人ゴミの中でお構いナシのドンパチ&カーチェイス、命令無視…。
荒唐無稽、リアリティーの欠片もナシ、ご都合主義、ツッコミ所のオンパレード…。
関係ないね。
だって、それが「あぶ刑事」だもん。
「相棒」「踊る大捜査線」などリアル志向の刑事モノが人気の昨今、今もこうして新作が作られる昔ながらの非現実的刑事モノの存在は貴重!(?)
安心して下さい、今回もいつも通りの「あぶ刑事」ですよ。
ハマに強敵が現れ、タカとユージが立ち向かう…というお馴染みのストーリー展開なので、先にも述べた通り話の面白さ目新しさはまず望めない。
なので、何に期待するか…なんて、いちいち言われなくても心得ている。
舘ひろしと柴田恭兵。
頭に白いモノが増えても変わらぬ、いや、さらに深みを増したダンディズム。
それにしてもこの二人も定年間近とはね。死ぬまでドンパチやってるイメージだけど(^^;
二人の掛け合いは鉄板。子供の頃、二人は「あぶ刑事」以外でもコンビなのかなと思っていた(笑)
タカのバイク・アクション、独特のユージ走りなどなどなど、お約束も健在。
60過ぎての体を張ったアクションに天晴れ。
そして、フィナーレを飾るようなクライマックスの二人の絆に胸アツ。
“薫ちゃんの仮装大賞”。
浅野温子のハイテンション怪演はドン引きレベル。(褒め言葉)
前作で課長になっても二人に振り回される透のオトボケ振りも何だか安心。
定年退職していたり別の仕事をしていたり、レギュラーメンバーの登場も嬉しい。
悪役に吉川晃司、ヒロインに菜々緒。
新参加二人が驚くほど「あぶ刑事」の世界にしっくり。
何だか新作の事なのか旧作の事なのかどれでもいいような中身の無いレビューになっちゃったけど、それも「あぶ刑事」だから。
偉大なるマンネリズム、中身スカスカ。
タカとユージの最後の勇姿を観に、劇場で会おうぜ、ベイビー!
good-bye,あぶない刑事!
これが本当の“あぶない刑事フォーエバー”!
初めてでも楽しめる‼
危ない刑事って、なんとなく今まで見てなかったのですが、『さらば』ってことで見てみました。
きっとずっと見ている人しかわからない部分もあったのかもしれませんが、わからなくても十分楽しめました‼
トム・クルーズと比べるのもなんですが、年を感じさせないアクションに感動しました!
吉川晃司の足上げ角度にも超リスペクト!
昭和のイタさが心地よいね〜笑
いやぁ〜お二人とも体型を維持してはるし、当時と変わらぬって言うか、それ以上を演じる姿は圧巻でした。
当時、劇中主人公が乗る車は、話題になり市場にも影響してたのを再認識しますね〜今回もカッコ良かったです!!
木の実さんと浅野さんは・・・生きた化石状態でしたが^^;;;;;
またそれも素晴らしい〜笑
まぁ当然の如く突っ込みどころも超満載で、TVでも十分ですが・・・アラフィフ世代は、予想以上に心地良く観れると思いますよ〜!
☆3.5に出演者の皆さんの奮闘に+0.5
全129件中、81~100件目を表示