「おうち-236」トランスポーター イグニション かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-236
これが俗に言うハゲロスか。
シリーズを彷彿とさせる、冒頭の駐車場での車泥棒とのアクションシーン。
やっぱね。ステイサムのアクションは何がいいかって、魅せ方もさることながら、ちゃんと力がこもってるんですよ。
スタイリッシュでありながら、自身にも被ダメージがあるのが伝わるアクション。「ストV」でいうところの白ゲージね(え?)。
それがフランクの人間らしさが感じられてよかった。
そして、カッコつけてるのにカッコいいのがハゲ。エドさんはカッコつけてないのにカッコつけてる。
私の中のハゲアナリストが暴走しております。
やっぱり比べちゃう、、、すみません。
このシリーズの悪役は、脳みそがお金で出来てそうな頭の悪さ&趣味の悪さがつぼだったんですが、今作、超ソフトなのでそこも不満です。
悪いことばかり書かず、いいところも!
前作『3』のストーリーはあるんだかないんだか(サブタイトル「お前らで運べばよくね」)だったし、ヒロインがどうも好きになれなかったけど、その点今作はストーリーがあったので安心。
シリーズでフランクのパートナーだった警部さんの役柄は、レイ・スティーヴンソンさん演じるフランクパパに!これは個人的にナイス!
ダンディなレイさんのお茶目で女たらしなパパキャラが似合ってていい。
元スパイなのにすぐ罠にひっかかるのはご愛嬌。
リブート作品って色々難しいですね。このシリーズは明らかにステイサムの魅力が爆発してるからなぁ。
でも一つの映画としては面白かったです。
コメントする