「魔法瓶と罪悪感」チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
魔法瓶と罪悪感
健やかに逞しい女性像を可愛さもありつつ魅力的に描くショーン・ベイカーの手腕。
まぁ「タンジェリン」は女性?特殊なヒロイン二人ではあるが。
老婆と心を通わせる関係性を中心に周りが個性的なキャラだったり興奮するような描写など飽きがこない映像で楽しませてくれる。
非常識な言動に行動ばかりの同居人は最後まで意地汚いけれど金を取らなかったのには少し関心!?
度が過ぎたような行動にビックリもするが根はシッカリ者で強い女性像をキュートに演じたヘミングウェイの孫ってまたビックリ!!
チワワ逃亡で途方に暮れて涙するお婆ちゃんの姿に可愛さが溢れ癒される。
今や「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」で認知されているショーン・ベイカーでもあり、当時は無名だったからこその邦題だとは思うがあまりにもセンスがない、殺人事件とか陳腐なサスペンス映画をイメージしてしまう酷さ加減。
まんま、チワワの名前に直すベシ!?
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