「普通の人の一生」国際市場で逢いましょう itokaさんの映画レビュー(感想・評価)
普通の人の一生
現在からは想像もつかない、激動の韓国現代史を軸にしているが、ごく普通の男が家族のために生きた姿を描いた映画。生きることはつらいなあ、小市民切ないなあと泣けてくる。人の営みはこんなにも哀しく、でもそこにはあたたかさもあり、悲喜こもごもってこういうことかと。主人公の母や妻になる人のたくましさも印象に残った。満員電車で会社に通うサラリーマンのお父さんにおすすめ。子供たちはお父さんの苦労なんてちっともわかっちゃいないけど、家族のためにがんばってきたことは尊いことだと思えると思います。 家族は大切だなんて手放しには思えなかったけど、やっぱり自分の親への感謝の思いが強くわいてきた。
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