「自分の直感をもっと信じるべき」ピンクとグレー つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の直感をもっと信じるべき
「ピンクとグレー」の予告を見るたびに、面白そうだなぁ、と期待する。そしていざ作品選びの段階になると、なんかダメな気がする…。
映画に対する嗅覚というか、単純な良い・悪いだけではない「楽しめる・楽しめない」を予感する感覚がイエローカードを出してくるのだ。
この感覚は侮り難い。もちろん、外すこともあるのだが、単純に自分が一番自分の好みをわかってるから誰のオススメよりも信頼できる。
で、冒頭の「ピンクとグレー」問題に戻る。
ここに書いてる訳だから、観ましたよ。とうとう観た。「ピンクとグレー」問題は解決した。そして結論が出た。
やはり、自分の嗅覚を信じるべき!ダメそう、と思った時は大体ダメ!
見所は菅田将暉と夏帆の演技。これに尽きる。
もう、なんだか可哀想になってきちゃったもの。こんなガチの俳優に囲まれて、前半から圧され気味だったのに、ダメ押しの柳楽優弥投入でジ・エンド。
主演の子は頑張ってたと思うけど、相手が悪かった。演技力対決が気になっちゃって、ストーリーどころじゃなかったよ。「62分の衝撃」とか、もはやどうでもいい。
変に「衝撃」とかいうアオリをいれるからダメなのか。それもあるだろうな~。
でも一番良くなかったのは、誰に何を伝えたいのか(映画のなかでも・映画を観る人にも)ぼんやりし過ぎてる事かな。
これからは自分を信じて映画を選ぶことを、ここに誓います。
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