アンジェリカの微笑みのレビュー・感想・評価
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少し怖い映画
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カメラマンがたまたま不在だったために、彼は屋敷に呼ばれ若くして亡くなった女性の写真を撮る。
カメラに向かって彼女が目を開け微笑む…ように見えた。現像した写真の中からも微笑むアンジェリカ。
イザクはアンジェリカの虜になってしまう。
この辺りから少し怖い映画になってきた。
初対面の無表情の死んだ人を愛する事は、不可能に思えるのだけれど、何故イザクはアンジェリカの微笑みを見たのか?
イザクは鋤を使っている農民をカメラに収めるようなところがある。廃れつつあるものに惹かれている。家族はいない。心を許せる友人もいないようだ。ユダヤ人というマイノリティだ。孤独と死は親密なのか?
なぜイザクは墓地でアンジェリカの名を叫ぶのか? 誰に対して? 彼女には聞こえない
どんどんと死に魅入られていくイザク。
彼は死にたいわけではなさそうだが、生きたいと思っているようにはみえない。
小鳥とイザク
彼は走ってどこに行きたかったのだろう?
ショパンのピアノ曲が画面に緊張感をもたらしていた。
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お許しを
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ポルトガルのワイン畑を背景に、美しく微笑むアンジェリカの死顔に心を奪われてしまう青年…
いや〜私の想像を遥かに超えてしまいました。101歳の監督にはアンジェリカは存在したのでしょう。きっと。ポルトガルの空は、冷たい雨か厚く雲に覆われていて、私の心もすっきりせず。
まだまだ観る力が足りません。お許しください。
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